この絵本は私にとって、忘れられない一冊です。
まだ次男が3歳になる前、読み終えた次男の目から涙が。どうやら、ももんちゃんが転んで「涙をためているシーン」を見てもらい泣きしてしまったようなのです!
そんな次男がかわいいやら、いとおしいやら…。
それから、数ヶ月したある日、事件は起こりました。私が部屋に戻ってきてみると、ビリビリになったももんちゃんのページが。図書館の本なのよ、どうして・・・と言いかけて、ふと見ると、破ったのは例の、「涙をためているシーン」のページ、だったのです。
次男は、ももんちゃんになりきって、絵本の中を「おかあさん まっしぐら」に走っていて、でも転んで泣いて…
そのページを見るのが本当に辛かったのでしょう。
結局図書館には、訳を話して新しい本を購入し持って行きました。破った本は、今、家にあります。(処分するとのことだったので、貰ってきたのです。)
「おかあさん まっしぐら」時代の思い出に大切にします。