物事には何にでも「良い見方」と「悪い見方」があると思うのですが、このお話しは特に読み手に依存する内容だと感じました。
良い見方をすれば、愛の強さ、生きることのすばらしさ、悲しみを乗り越える力、そのようなものを感じます。
悪い見方をすれば、死や別れのつらさ、死んでも再生(蘇生・生き返り)できる生の希薄さ、飼い主の愛や恩恵を受け入れられなかった悲しさ、そのように読むこともできます。
子供にはわからない、というよりも、その年代や経験、価値観によって見方が変わるということだと思います。
私は個人的には、100万回ではなくてただ1回の人生(猫生?)で、愛を知るまで何億年でも何十億年でも死ねない猫、なら納得できただろうなという感想です。
だめならやりなおしがきく人生じゃ、ちょっと・・・