娘がどうしても読みたいと、図書館から借りてきた本でした。
で、読もうとすると「私が読む!!」というので
字がまだ十分読めない娘はどうするのかと見ていると
文字そのものは全く一緒でないものの、
内容は正しい言葉をすらすらと言うので「すごいねー」というと
「幼稚園で一回だけ読んでもらって、いい本だなぁと思って、おかあちゃんに教えたかったのよ」とのこと。
内容も、日頃の私のツボを心得ているかのような親子もので、
そして「今のあなたが大好きよ」という言葉は
私が子供のころに求めていたであろう言葉・・・。
娘は私に、この言葉を渡したかったのだろうか
それとも、娘自身が言って欲しい言葉なのだろうか・・・。
娘の心に触れたような気がして、切ない気持ちになりました。
本って、その内容だけでなく、
いろいろなシチュエーションで、忘れられない一冊ってできるもので、
この本も、私にとっては、そんな一冊になりそうです。