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「自分」として生きること
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投稿日:2011/08/29 |
激流に飛び込んだガブとメイの決死の逃亡。
オオカミたちの迫るなか、ふたりで生きる希望をつかもうと、“みどりのもり”を目指します。
その道中、お互いがオオカミであることとヤギであることに悩み苦しみます。生き物を殺さなくては生きられないオオカミと、生き物を殺さずして生きるヤギ。当然、ガブが動物を食べてくれば、メイは嫌な思いをします。しかし、二ひきはそれすらも乗り越えて友情を保たなくてはなりません。そんな二ひきの姿も注目すべき。
そして、この6冊目の重要なメッセージ――「自分」の生きた時間に誇りを持てるよう生を全うすること。
メイが、雪山で空腹と寒さに打ちのめされかけ、ともに大切な時間を生きてきたガブに自分をエサとして差し出す場面は、ガブの友だちとして最後まで生を全うしようとするメイの強い思いを感じます。
そしてガブも、最後までメイのために生を全うしようと、追ってきたオオカミたちに立ち向かいます。
オオカミとして、ヤギとしてではなく、ひとりの「自分」として生きるガブとメイの強さに心を揺り動かされます。
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オオカミとヤギの不思議な出会い
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投稿日:2011/08/28 |
あらしのよる、真っ暗な小屋の中というシチュエーションによる、オオカミとヤギ、天敵同士のちょっぴり危ないトーキングに、初めて読んだときはドキドキをおさえられませんでした。いつ、お互いの正体が知られてしまってもおかしくないのに、なぜかまったく問題なしに楽しい会話が繰り広げられるんです。
ヤギの上品な口調、オオカミの汚くも紳士的な口調が織りなすハラハラドキドキの会話劇は、お子様だけでなく、きっと大人の皆さんもクセになりハマってしまうに違いありません!
不思議な友情物語の幕開け、ぜひ、あなたも読んでみてください!
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なんでこんなことに?
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投稿日:2011/08/28 |
前作「あらしのよるに」から続く、オオカミとヤギの不思議な友情物語の2冊目です。
“あらしのよるに”知り合った二ひきが約束どおりに出会い、いっしょにおひるごはんを食べに行くおはなしでありますが、山道にはじまり、てっぺんで二人きりで過ごす間のオオカミの心の葛藤――おなかがすいてるのに友だちのヤギを食べられないというやりきれない気持ちに、読者である僕までも共感してしまいました。
一作目に続き、またもハラハラドキドキの展開です!
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ヒミツのともだちとフツウのともだち
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投稿日:2011/08/28 |
どんどん仲良くなっていくオオカミのガブとヤギのメイ。この二ひきの大事な時間をジャマするふとっちょヤギ、タプの登場です。仲間のメイが心配で、二ひきのもとへ何度も何度もやってきます。そのたびに慌てて対処するメイの姿が印象的。
それからタプは、オオカミの悪口をたくさんいって、ガブをイライラさせます。やがてかんにん袋の緒が切れたガブは……?
どんな展開になるか、見逃せません!
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ガブの受難
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投稿日:2011/08/28 |
前作はメイの友だちが登場しました。今回はというと……。
ヤギのメイとすっかり親しくなってちょっぴりイイ気のガブでしたが、ポロポロがおかでメイと会う約束の前に、ガブの仲間、バリーやギロと出くわします。このふたりに狙われたメイを助けようとガブは必死になりますが、果たして守りきることはできるのでしょうか!?
深い“きりのなかで”、スリリングな展開が繰り広げられます!
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