全1281件中 191 〜 200件目 | 最初のページ 前の10件 18 19 20 21 22 ... 次の10件 最後のページ |
大綱渡り
|
投稿日:2010/12/04 |
登場人物は、こねことかめの2匹だけ。場面設定も、こねこの住む庭の柵から、かめの池まで。この直線上の短い距離を、まるで大綱渡りのように、ハラハラ、ドキドキしながら、一歩進んではまた下がっての繰り返しで、2匹の楽しいドラマが展開していきます。
娘は、もう亀のリアクションも、猫の受難もお見通しで、先の先まで物語が読めてしまいますが、2,3歳の子なら、一場面ごとにきゃっきゃと声を上げて楽しめそうですね。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
我が家も・・・
|
投稿日:2010/12/04 |
お隣同士のにわとりさんとふくろうさん。ここまで極端ではなくても、生活スタイルが多様化した現代社会では十分にあり得る設定ですよね。
実は、我が家も・・・ニューヨーク時間で仕事をしている夫と、子どもといっしょに9時前にはぐっすりの私・・・まさにふくろうとにわとりのような生活です!
なかなか会えない「おとなりさん」同士が考え出したのは、2軒の間に置かれた「ふたりの伝言板」。同じ時間帯で生活していても、冷たい隣人関係の多い現代で、にわとりさんとふくろうさんのように、お互いの心が通い合うのは、とってもしあわせなことだな、と感じました。
うちでも、「ふたりの伝言板」を置いてみようかな?!
|
参考になりました。 |
|
2人
|
|
|
新鮮な感覚
|
投稿日:2010/12/04 |
中川李枝子さんの語りと、山脇百合子さんの絵による日本の昔話って、一体どんな感じだろう?と、最初は想像さえできませんでした。お二人のコンビによる作品と言えば、やっぱり「ぐりとぐら」の絵本や、「いやいやえん」などの創作童話が、真っ先に頭に浮かびますよね。
でも、この本は、今までになかった新しい感覚の昔話とでも言っていいような、おもしろさがありました。「よみたい ききたい むかしばなし」のシリーズ名どおり、本当に夢中で読みたくなる、聞きたくなるお話ばかりです。「桃太郎」など、おなじみの昔話も収録されていますが、子どもは「もう何十回も聞いた」なんて言わないで、最後まで楽しんで聞いてくれます。
ちょっと怖いお話もいくつかありましたが、山脇さんの親しみやすくかわいらしい絵のお陰で、これまた愉しく読めてしまいます。
あとがきの中で、中川さんが、「想像力による豊かな心の体験は、これからの長い人生、世の中がどう変化しようと自分を見失わないで生き抜く知恵と根性をたくわえるでしょう。ユーモアのセンスも忘れないで――。」と述べられていますが、本当にその通りだな、と思います。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
育児書以上!
|
投稿日:2010/12/04 |
あぁ、また小さなことで、イライラ、ガミガミ、怒ってしまったなあ、と自己嫌悪気味の今日、娘といっしょにこの絵本を読みました。
毎日、怒られてばかりの「ぼく」。
「なんで ぼくは おこられるんだろう? なんで ひとは おこるんだろう?」
ほんと、どうしてなんだろうね。私も怒るたびに、いつも考えているけれど、なかなか頭と心がつながらず、ぼくのように、「なるべく おこらないひとに なりたい」と思いながらも、そうなれないでいる。
めったに怒らない娘は、いつもどおり、穏やかな顔をして聞いている。私も、娘みたいになれたらいいな・・・。そして、もっともっと娘の心をだいじにしてあげなきゃ・・・。
「おこだてませんように」と共に、育児書以上に心に響く絵本です!
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
どの子もみんな
|
投稿日:2010/12/04 |
子どもの素直な感性と、子どもの中に秘められた無限大の可能性を、生き生きした絵と言葉で端的に表している作品。
見ているだけで、読んでいるだけで、心が自由に解き放たれていく感じがします。小さな子ならきっと、いつだって、どこだって、そんな感覚で今を楽しめるのでしょうね。
どの子も、なんてすばらしい宝物をもらって、生まれてくるんだろう、と感動します。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
一風変わった食育の本
|
投稿日:2010/12/04 |
アメリカの学校のカフェテリアに並んでいるランチメニューと比べると、日本の小学校の給食は、本当に栄養満点ですよね。「みんなが元気に大きくなるように」と、おばちゃんたちが心を込めて作った給食。それを毎日残されてしまったら・・・?
食べるだけではわからない、作る人の気持ち! やってみて初めてわかる、作る人の苦労。
給食番長にもちゃんと伝わったようです!
味のある博多弁と大胆な絵で、一風変わった食育の本を楽しんでみませんか? きっと何か心に残るものがあると思いますよ!
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
現在と過去をつなぐ毛糸玉
|
投稿日:2010/12/04 |
この間、実家に行ったときのこと。娘が突然「編み物をしたい」と言い出し、母が押入れの奥から毛糸の入った大きな袋を出してきてくれました。どれも残り毛糸ばかり。しかも何度も何度も編み直した毛糸なので、色あせて、細くなってしまっています。
でも、この絵本の中のおばあさんと同じように、
「これは、○○ちゃんのカーデガンを編んだ毛糸。こっちは、○○くんのセーター・・・」と、とってもうれしそうに、なつかしそうに話す母。
おばあさんのしあわせそうな顔と、母の顔が重なり、胸がじーんとなりました。
おじいさんと過ごした日々を懐かしむおばあさん。私たちの幼少の頃の思い出に目を細める母。
おばあさんは、その毛糸で肩掛けを編み、母は、孫のリクエストに応えて、小さなバッグを編んでくれました。たった1本の毛糸が、過去と現在をつないでくれているんですね。
とても、とても、あたたかく、しあわせな気持ちになれる絵本です。物を大切にする心も子どもたちに伝えたいですね。
|
参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
アンデルセンの国
|
投稿日:2010/12/04 |
最近、世界の国々に興味を持ち始めた娘。ヨーロッパにも、パパの母国をはじめ、知っている国がたくさんありますが、デンマークのことを学ぶのはこれが初めて。
でも、アンデルセン童話の中には、人魚姫や親指姫など、なじみのあるお話がいっぱいあるよね!
そんな素敵なお話の数々が生まれたデンマークは、どんな国なのでしょう? いっしょに旅を始めてみましょう。
目の前には、北欧らしいきれいな風景が広がっています。その中に、アンデルセン童話の主人公たちも隠れています。娘は、それらの隠し絵とともに、デンマークの国旗を数えることにも夢中になりました。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
毎晩でも旅したい
|
投稿日:2010/12/04 |
以前暮らしたヨーロッパ、夫の故郷ヨーロッパ・・・娘ともいろんなことを語り合いたくて、この絵本をいっしょに開く日を待っていました。
船でやってきた旅人が陸に上がり、そこからゆっくり、ゆっくりと静かな旅の物語が始まります。森を抜けると、村人たちが木を切ったり、牛の父絞りをしたりしています。
次の風景は、一面に広がるぶどう畑。大勢の人たちがぶどうの実を摘んでいます。パパが話してくれた通りの風景だね!パパも、こうやって、樽いっぱいにぶどうを集めて、ワインを造るお手伝いをしたんだよね。ちょうどパパが「おやすみ」を言いに来て、なつかしそうに見入っていました。
だんだん大きな建物が増えてきました。ここは、学校かな? マラソン大会をしている子達もいるね。町では、青空市場やサーカス、お祭りも開かれていて、とてもにぎやかです。
再びのどかな農村風景へと場面が移ったところで、「あっ、『おおきなかぶ』だ!」と、突然驚きの声を上げた娘。次のページには、「赤ずきんちゃん」やイソップ童話の「よくばりな犬」もいます!
娘は、「え〜っ、そういう絵本だったの〜?!」と、あわてて今来た道を戻り始めました!
主人と私は顔を見合わせて、ひそひそ笑い。だって、ここまで来るのに、30分は優にかかったんですから! また「振り出しに戻る」では、いつになったら眠れるのか・・・。長い長い旅になりそうです。
この絵本、物語の登場人物だけでなく、名画もいっぱい隠されていたんですね! ミレーやゴッホ、などなど。娘が、「この人、外でお風呂に入ってる〜! おしりが半分見えてるよ!」と言って、けらけら笑っていた光景も、クールベの有名な絵が元になっていたんですね! これまたびっくりです。
本当に最初から最後まで驚きと感動の連続。毎晩でも続けて旅をしたくなる絵本です。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
びっくり!も楽しみたい
|
投稿日:2010/12/04 |
いつまでも、かわいい、かわいい、「わたしの赤ちゃん」・・・のはずの我が子が、ある日、気がつくと・・・。
生まれたときから、ずーっと毎日そばで見ている我が子なのに、「いつから・・・?」と思うことって、度々ありますよね。きのうまでできなかったことが、突然できるようになった、という嬉しい驚きだけでなく、「どうしてこんなふうに・・・?」という、親にとってはショッキングな(?!)変化まで、いろいろです。
でも、それもすべて成長の証! 自分自身もそうやって大人になっていったように、誰もが通る道なのですよね。
にもかかわらず、我が子が、ハゲタカやイボイノシシや、火を噴く竜に変わってしまったら、ジョージとべラの夫婦でなくても、やっぱり「頭が変になっちゃう!」と思ってしまうことでしょう。まさに、「あんなにかわいかった子が・・・」という心境でしょうね。
そして、「みょうな けぶかい いきもの」になると、「ぞうのほうが ましだったわ」と、思うのも肯けます! 子どもが小学生の今でさえ、「魔の2歳児」なんて、本当にかわいくてたまらなかったわ!と感じるんですものね。「みょうな けぶかい いきもの」になった娘(女の子なので、せめて“毛深い”にはならないと思いますが!)を想像しながら、今から覚悟を決めておかなきゃ!
でも、最後には再び・・・「じんせいって びっくりつづき」が待っています。毎日が新しい1日だからこその「びっくり」。それなら、どんな「びっくり」も楽しめる心のゆとりを持ちたいな、と願っています。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
全1281件中 191 〜 200件目 | 最初のページ 前の10件 18 19 20 21 22 ... 次の10件 最後のページ |