新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

とじまき

ママ・30代・、男3歳 女1歳

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とじまきさんの声

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自信を持っておすすめしたい めいっぱい、のびのびが気持いい  投稿日:2003/05/24
ぼくのくれよん
ぼくのくれよん 作・絵: 長 新太
出版社: 講談社
息子3歳のみならず、父親30うん歳、母親30うん歳も虜にしている、長新太さんの絵本。
多数の賞を受けている。「名作」になるのかな。

そーんなことはどうでもよく、これも大きくて楽しい本。
本自体も大きいのだけど、ページをめくって広がる世界も大きい。

おおきなクレヨンが、ごろごろ、ごろごろ。
これはぞうのクレヨン。
ぞうが「びゅー びゅー」と書くと、池だと思ってかえるがとびこみ、バナナだと思って動物たちがこぞって集まり、火事だと思って逃げ出して。
おさわがせなぞうはライオンにしかられてしまうのだけど…。

いたずらっこはこのぞうのやりたい放題に心をくすぐられてたまらないのでしょう。
型にはまることになれてしまった大人はこの奔放さに胸のすく思いをするのでしょう。

だんないわく、ライオンの顔が長新太さんそっくりなんだそうだ。
見返しの所に写真があるので、是非チェックしてみてね。

「でもね」
で広がる長新太ワールド。もっともっと楽しみたい。
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自信を持っておすすめしたい ほめてほめられ、幸せな時間を。  投稿日:2003/05/07
あかですよ あおですよ
あかですよ あおですよ 作: かこ さとし
出版社: 福音館書店
ちまちま系(?)をかかせたらぴか一のかこさとしさん。
「とこちゃんはどこ」「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」でもちまちまと楽しませてくれているのだけど、この本もやっぱりイイ!
シンプルでおしゃれな装丁、サイズもちょうどよい。

海の中にある、たこのこどもの学校。
生徒はいっちゃんからろくちゃんまで6人。(6匹?6杯?)
先生が言います。「きょうはえのべんきょうです。みんなでえをかきましょう」
みんなは先生に言われた色で、思い思いに絵を描いていくのですが…。

あかい絵、あおい絵、みどりの絵、きいろの絵…。
最後は黒の絵を書いて、なぜだか授業が成立しなくなり、きょうのべんきょうはおしまーい、さよーならーとなってしまいます。
なぜかは読んでみてね!

たまんないなあ、好きだなあ、と思うところ。
あくまで決まったものばかり描く、ろくちゃん。
つりざおを持って逃げて行く魚。
はさみを持った蟹。
懐中電灯を持って照らすのはあんこう?
本題と全然関係ないところでのこういう遊び心がくすぐったくて、楽しい。

そして、せんせいのほめことばが毎回違うこと。
しっかり、じょうずに、みごとに、すてきに、りっぱに、ていねいに。
そしてせんせいはとってもよろこんで。

3歳の息子はきっと、この「できた、ほめられた、よろこんだ」の繰り返しが心地いいんだと思う。
子どもはほめられるのが大好き。保護者もできるだけほめて、育てたい。
この本を読んでいる時間は、そんな気持を形にできるような、素敵なものになると思います。
【事務局注:このレビューは、「あかですよ あおですよ」こどものとも2003年2月刊行 に寄せられたものです。】
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