この世界はおおきくて、きょだいで、信じられない数であふれてる! この絵本を読めば、わたしたちのまわりの驚くほど「おおきな数」が見つかるよ。 さあ、まずは、みんなの頭上にかがやく、太陽の話から。
「太陽ってふつうの星なんだよ。そして……宇宙には(たぶん) 100,000,000,000,000,000,000,000この星がある」
つまり、太陽は100,000,000,000,000,000,000,000のうちの1つってこと。 100,000,000,000,000,000,000,000を何と読むのか、知りたくない? そんな人はぜひこの絵本を手にとってみてくださいね。
実はこの数は「1せんがい」と読みます。 「がい」は、漢字で書くと「垓」。 億、兆よりおおきい数が、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)……と続くんです。 お父さんやお母さんも、「兆」までは知っているけど、それ以上の単位を使う機会はほとんどないし、知らない人も多いのではないでしょうか?
面白いのは、地球には7,700,000,000(77億)人もの人が住んでいて、それから10,000,000,000,000,000(1京)匹ものアリが住んでいて、不思議なことに77億の人間と1京匹のアリはほとんど同じ重さなんだって!
そんなことをどうやって知ることができるの……?と不思議に思いますよね。 本書には数の例がたくさん出てきますが、「あとがき」では、おおきな数をどう予想するのか、一歩踏み込んで、算数の考え方についても触れられています。
読めば、算数が苦手な子でも、きっと納得。そして知的好奇心を刺激されるはず! ボストングローブ・ホーンブック賞ノンフィクション部門と、数字本大賞(THE MATHICAL BOOK PRIZE)を受賞した、かっこいいサイエンス絵本です。
地球上のさまざまな文化圏・言語圏にいる人たち、全部あわせて7,700,000,000人。でもその中で君は大切なたった1人、と最後に知ることができるのも胸を打たれますよ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ボストングローブ・ホーンブック賞受賞! 数学本大賞(THE MATHICAL BOOK PRIZE)受賞!
地球が3,000,000,000,000(3兆)本もの木でおおわれているって、知ってる? 地球上にいる7,500,000,000(75億)人の人間全体と、 10,000,000,000,000,000(1京)匹のアリの重さが、 ほとんど同じ重さくらいだっていうことは? こんな大きな数、想像できる?
宇宙にある巨大な数(100,000,000,000,000,000,000,000の星)から とても小さな数(たったひとりの大切なきみ)まで。 さまざまな数をさがしに出発しよう。
読み聞かせにも、理科や算数の時間にもぴったり。 好奇心いっぱいの子どもたちにおすすめの絵本。
外国の絵本らしいイラストが魅力的な1冊です。
こういう絵本を見ていると、国籍・文化関係なくみんな同じ地球上の仲間なんだな〜といいう気持ちになります。
こちらの絵本、訳が「〇〇について知っておくべき100のこと」の竹内薫氏だってので、とても気になり開いてみました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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