![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ゲンちゃんが あさおきて さいしょに する ことは、はみがきでも うんちでも ありません。 まずは、木にのぼること。 そして、お日さまに むかって ごあいさつ。 「うっほー!」 空は、まっさお。 とおくの 山では、 マンモスが ほえて います。 ──本文より。
食べる魚と食べられる魚それぞれの成長と友情を描いた不朽の名作「ライギョのきゅうしょく」の阿部夏丸氏待望の最新作!
原始時代の子どもゲンちゃんは、毎朝友だちのジュラちゃんとベルムくんと草原の向こうの学校へ行きます。
原始時代には時計がないので、遅刻をすることはありません。好きなだけ道草をくいながら通学します。
食べられる草を探して朝ご飯を食べたり、水牛の大群が通り過ぎるのをじっとまったり、湖で魚を釣って火をおこして焼いたりと、思い思いの行動をして楽しみますが、現代と違って日々の道中は常に命の危険と隣り合わせ……。そんな大自然の中でたくましく成長していく子どもだちを「みんな おんなじ ただしい 人間の子ども」として、元気いっぱいに描いた作品です。
大人気の絵本作家、高畠那生氏の迫力のある挿絵がすべての見開きに入ります。見事に表現されたワイルドな原始時代のイメージも必見です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
今はこういうわけにはいかないけれど、
こどものたくましさをなつかしく思うストーリーだと
思いました。
原始時代の子どもたちのはなし、
見極めて野草をたべ、そして魚を素手で捕まえて
げんきいっぱい遊ぶげんちゃんたち。
もちろん人間も弱肉強食の渦中にいることも
忘れてはいけません。そんなハラハラドキドキでも
とっても楽しい学校生活(?)をおくっている
おはなしです。
なつかしいと思うのは大人だけかもしれません。
こどもはうらやましい?と思うかな?!
豪快な生活にきっと子供たちはあこがれるでしょう。 (そよかぜはなさん 40代・ママ )
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