![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
アメリカにホームステイをした中学1年生の遥。あれもしたいこれもしたいと思い描いていたのに、初日から英語の発音をからかわれ、落ち込みます。そんな時、遥は、荷物の中に1冊の手描きのお菓子の本をみつけます。その本は遥に「自分で切り抜ける力」を与えてくれたあと、今度はおじいちゃんをなくしたばかりの中1の男の子、淳の手元に旅をしていきます。お菓子の本が運んでくれるのは「愛する人の気持ちの入ったレシピ」!?
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
遥が主人公かと思いきやこのお話はまさにタイトル通りの本で一冊の「お菓子の本」が主人公だなーと思いました(別に本が話すとかそういった話ではないです。あくまで本は本)。
遥の祖母から遥の母へそして遥へ…。手書きのその本にはお菓子のレシピがたくさん!なようです。
世界に一冊しかない「お菓子の本」は図書館で遥の隣に座った少年 淳が間違えて持ち帰ってしまい…。
いろいろな人の手に渡る「お菓子の本」。それで多くの人々を幸せにしているのがステキだなーと思いました。
章の合間にレシピがいくつか掲載されています。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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