
子どもにも大人にも愛されてきたファンタジー文学の傑作が新装版に!
黒マントの男は、アカネとチィおばさんをかかえて、地下室のかべにむかって走りだす。ぶつかる!と思った瞬間、いつのまにか ふしぎな国に入りこんでいた。

柏葉幸子さんの描く不思議な世界がお気に入りです。
このお話では、タイトルの通り、地下室がその世界の入り口になっています。
主人公アカネをとりまく他の登場人物は、やはり個性派ぞろい。
とくに、アカネのおばさんのやんちゃっぷりには楽しい気持ちにさせられます。
このお話のこちらとむこうの世界の境界は、私たちの現実の世界にもあるものかも。
知らない世界を、想像だけで怖いものや危ないものにしていたりするのかなと、いろいろ考えさせられもしました。 (こりえ♪さん 30代・ママ 女の子3歳)
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