平和な学校が、ある日を境に戦場に…!! 「信じなさい、守りなさい、想いなさい。それが友達にあなたができること」……それは、亡くなった母が残してくれた言葉。柚月は、その言葉を大事にしながら生きてきた。 しかし、ある出来事をきっかけに始まったいじめの中で、柚月にとってかけ替えのない2人の友達、百花と純菜が加害者と被害者となっていくのだった。 守ることも止めることもできないままいじめはエスカレートし、被害を受けていた純菜は、学校を去ることになってしまう。 やがて、ついには柚月がいじめの対象にされ、身に覚えのない罪を着せられ、孤立させられてしまう。 かつての友も教師も、誰も味方になってくれない。 今や、学校は柚月にとって戦場でしかなかった。
いじめによって、学校が戦場になってしまう…辛いことですね。
今回はひどい大人が目につきました。
子供をアクセサリーとしか思っていない母親、いじめを見てみないふりをする学校、本人の目の前で「母親がいないから」と悪態をつく保護者等。もちろんすべての大人がそうというわけではありませんが。そう育ってしまった大人はやはりそうした大人に育てられてきたとすると、やりきれません…。
友達のことを信じ、思い続ける柚月がいじめの対象になってしまうのは本当にやるせない気持ちになりました。真心って届かないの?つらいなー…。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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