![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ずっとむかし、身よりをなくした小さな兄と妹が、雪の森で、まっ赤な鳥を見つけました。鳥をおいかけて、二人がたどりついたのは、光あふれる春の草原でした…。「子どもの本の女王」リンドグレーンが、貧しい時代の子どもたちを優しいまなざしで見つめた、珠玉の幼年童話。リンドグレーンの挿画で定評のある人気画家の絵を、オールカラーで収録した美しい本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
読み終わると、暗い気持ちになります。どうしてこんなに小さな兄妹がこんなにつらいめにあわなければならないのか、悲しくなります。今、虐待やいじめなどが問題になっていますが、いつの時代もどこでもあるものなのですね。小さな兄妹の、現実の時間と夢の時間の心象風景が、とても鮮やかに対比されいる絵が心にひびきます。世界中がミナミノハラのようになって、世界中の子供達がみんなしあわせになってほしいと願ってしまいます (どくだみ茶さん 30代・ママ 女の子5歳)
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