![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
********************************************************** マグナ・カルタ、フランス革命、 合衆国憲法から、天皇機関説、 保守合同、小泉劇場、安倍政治まで――。 学校では教わる機会のない“保守"の歴史と実態を 大人気世界史講師がわかりやすく徹底解説! **********************************************************
近年、「保守」「リベラル」という言葉をニュースで よく耳にすることが増えました。
しかし、「保守って何」「リベラルって何」と聞かれたときに、 みなさんは答えることができるでしょうか――?
たとえば、一般に「保守」という漢字からは「守り、保つ」という意味が、 一方、リベラルを意味する「革新」からは、「新しく革(あらた)める」 という意味が見てとれます。
しかし、日本で現行憲法に対する姿勢では、 「保守」勢力が「改憲」を望み、 「リベラル」勢力が、「護憲」を求めるという、 本来の言葉の意味とのねじれ現象が起きています。
それだけ、なんとなくわかっているつもりでも 実際にはよく理解できていないものが、 「保守」「リベラル」という言葉なのです。
では、私たちの生活に直結する政治思想でありながら、 その実態がわかりにくい「保守」「リベラル」とは 一体どんなものなのでしょうか?.. 本書では、世界史的視点で「保守」の成り立ちを読み解きながら、 それが明治日本・敗戦後日本の政治体制の中でどのように受容されてきたのか、 一つひとつ丹念に追いながら、わかりやすく解き明かします! 「保守・リベラル」の成り立ちと歴史がわかれば、 世界と日本の政治・社会で起きていることが見えてくる!
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