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
悔しいから、頑張る力がわいてくる!
ブブタンは、いつもかけっこでビリだから、運動会がキライです。「いっそ、おなかがいたいって休んじゃおうかな。」そういうと、「休んじゃだめ!」ってどこかで声がしました。…ついにむかえた運動会の日。ブブタンにとってどんな一日になるのでしょうか? 悔しい気持ちを励まして、頑張るみんなにエールを送る絵本です。

私もブブタンのように走るのがおそかったので、ブブタンのくやしい気持ちはよくわかりました。
みんな、最後になるのはいやですよね。でも一等がいればだれかが最後になる。その最後になる人の気持ち。それも、ほかの人から最後になることをあてにされている。それはくやしいですよね。
この本を子供たちによみきかせをすると、ブブタンの気持ちと一体化するのか、みんな真剣にきいていて、ブブタンがくやしいと思うと、そういい顔になっているし、走る練習を頑張るところをががんばれ!というきもちがつたわってきます。最後はやったーという感じです。なかなか、くやしいという気持ちを肯定的にえがいた絵本はないので、おすすめです。 (コニャニャチワーさん 50代・ママ 男の子11歳)
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