店先に干してある、アジのひらきを狙っていたおいら。不運が重なり、しましまのねこに、よこどりされてしまう。アジのひらきの事で、頭がいっぱいのおいらは、なんでもかんでもアジのひきらきに見えてきて……。
ユニークなタイトルと、青山友美さんの描く表紙のねこの表情にひかれ、手に取りました。
狙っていた味の開きをしましまねこに横取りされてしまった茶とらネコ。お腹が空いて、ヨレヨレのビーチサンダルや、伸びきった靴下も、みんなアジの開きに見えてきます。
猫にとっては切実なのかもしれないけれど、あまりの妄想力に笑ってしまいました。
この猫ちゃん、かわいいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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