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海のそこで生まれたのはたくさんのさかな。 だけど・・・泳げない子がいるんだって! 「あー どうして ぼく およげないんだろ」
さかななのに泳げないなんて、聞いただけでも心配になっちゃう。 まわりのさかなたちだって、泳げるのが当たり前だと思っているから 「がんばってね」としか言えないよね。
海のそこを腹ばいになりながら、やっとこさ砂浜に出た時に出会ったのは、 やっぱり泳ぎが苦手なにんげんの子。すぐに友だちです。 すると、まわりの子どもたちが教えてくれます。 「およげないんなら スイミングスクールへ いけばいいよ」
えっ、そんな展開あるの?? 驚いている間にも、気が付いたらさかなはプールの飛び込み台で、 スイミングキャップと水着を身について準備しています。 さてさて、この後一体どうなるのでしょう。
色は白、黒、赤のみ。なのに、お話の続きが気になってもう夢中! この作品、実は『ねないこだれだ』や『めがねうさぎ』でお馴染みのせなけいこさんの作品なのです。なんとも新しい試みですよね。しっかりと楽しませてくれますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
うみのそこで さかなの こどもたち たくさん うまれたけど あれ? およげないこが いるよ。そんな さかなのこが たどりついたのは……。あたたかさとユーモアあふれる展開で、読んだあと勇気がわいてくる一冊です。せなけいこによる、白、黒、赤のみで表現された絵の世界も注目です。
このお話は、泳げない魚がスイミングスクールに行って泳ぎを習得するお話でした。うちのもスイミングにかよっているのですが、魚がスイミングにかようという設定がツボだったらしく、とってもウケていました(笑)小さい子でも読めそうなぐらいの絵本だったのですが、なんかお話に引き込まれたみたいで、何回か繰り返し読んでいました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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