![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
工作が大好きな主人公板図良(いたずら)さんは、いつもイタズラばかりしています。あまりにもいたずらが過ぎるので、ある朝起きてくるとお母さんに変わった小学校をすすめられます。その名も「じごく小学校」。なんでも、いたずらっ子や勉強がきらいな子にピッタリだというのです。さっそく体験入学してみるとなんとびっくり。じごく小学校ではイタズラしても先生に怒られずに反対にほめられるのです。
なにをしても怒られない学校に最初はとまどっていた板図良さんでしたが、あまりにもほめられるのでいつしか楽しくなり、つぎつぎといたずらをするようになるのですが、校庭に迷い込んだ犬がイタズラされそうになるのを見つけて……。
イタズラするのが大好きな主人公が、クラスみんながイタズラする様子を見ているうちに、自分が本当に大切にしているものを見つけられる、ちょっぴり怖いけど最後は笑顔になるエンターテイメント読み物です。
おはなしの中に、絵探しやクイズ、迷路なども出てきて、何度読んでもおもしろい工夫もいっぱい。 親子で読んで、クイズを出しあったり、こんなことしていいのか? とかお話しながら読んでも楽しい一冊です。
本作品は、絵本「じごくバス」とのちょっとした関係もあるので読んだことのある方はお楽しみに。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
いつもイタズラばかりしている板図良くんは、両親の勧めで「じごく小学校」に行くことになりました。そこでは、イタズラしても先生に怒られずに、反対にほめられてしまうのです。お話の中で絵探しやクイズ、迷路などもあり、読み手を飽きさせません。書店で娘が即買いした1冊です。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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