
ねみちゃんへヒミツのおくりものを用意したねずみくん。チョッキとおそろいの赤いリボンです。 でもそこへ、いたずらビムくんがやってきたので、さあ大変。「ヒミツならだれにもいわないよ」と約束しますが…?はたして「おそろいで散歩をする」というねずみくんの願いは叶うのか。 「ヒミツ」をめぐる動物たちのおかしいやりとりの後には、意外なラストが待っています。
目に見えないものの大切さ、身近にある幸せを描いてきた「ねずみくんの絵本」シリーズ。 その41巻目、50周年記念作となる本作も、目に見える贈り物以上に大切なことや、大切な相手を「思いやる」ことの温かさ・喜びを描いた作品になっています。

かわいくて、大好きなシリーズ。新刊が出版されたとしり、たのしみに読んでみました。こっそり、おくりものを用意したねずみくん。「ヒミツ」が、どんどんおもしろい状況になっていく様子に、くすっと笑ってしまいました。ほほえましいお話で、ほっこりします。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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