![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
2024年コルデコット賞受賞! 言葉のトゲを知っているすべての人へ。著者の実体験から生まれた、自分らしくあることのすばらしさを描く話題作。
生まれた時からおおらかで想像力に富み、すくすく育った女の子。けれどある時かけられた言葉で、気づかされたのです。自分が他の子より「大きい」ことに――。 他者の言葉に傷ついた女の子が、自分の力で世界を広げ「決めつけ」から解放されていくさまを、シンプルな文章と美しい色彩、両観音のしかけで表現した絵本です。
コルデコット賞は、アメリカで出版された絵本の中でもっともすぐれた作品の画家に対して年に一度贈られる賞。作者のワシュティ・ハリソンは、この賞を黒人女性としてはじめて受賞しました。訳は、本作が初の翻訳絵本となるコラムニスト・ラジオパーソナリティのジェーン・スー。自身の経験ももとに、力強く前向きな言葉で描きだします。
【訳者あとがきより抜粋】 どうか、体の大きい小さいが、子どもの人格や能力と結び付けられることがありませんように。自分らしさを忌まわしく思うことなく、ありのままで完璧だと誇れますように。周りの大人が、しっかりとその子のありようを見てくれますように。
ジェーン・スー
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