『工学系らしい文章』ってふつうの文章とどう違う?
・実験材料のAとBを攪拌したら液の温度が高くなってきたから材料Cを入れた。 ・供試体Dより供試体Eの強度が大きくなってしまった。 ・この数値解析手法により、精度よく解を求めることができた。
これらは実は工学系の文章としてはあまりよくない例です。 どこをどう直せばよいか、みなさんわかりますか?
本書では、はじめてレポートや論文を書く工学系の学生・エンジニアのみなさんに向けて、工学系らしい文章をつくるためのポイントを解説します。 表現の仕方・論文の組み立て方・図表作成のマナーなどについて、忙しいみなさんにも読みやすく、コンパクトにまとめました。
自分の成果を文章で正しく伝えることは、分野にかかわらず役立つスキルです。 本書を通してその基本を学び、学生生活・研究生活にぜひ役立ててください。
|