![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
しとーるさんは、きっちりしとーる。いつもきっちりきっちり。 起きる時間も、歯磨きの時間まできっちり。アイロンだってぴっちりかけます。
しとーるさんは図書館で働く司書さん。 とっても頼りになるしとーるさんですが、ちょっときっちりしすぎです。
そんなしとーるさんの目の前に現れたノミだらけの子猫。 全然きっちりしてない小さなお客様に奮闘するしとーるさん。
子猫に振り回されながらも、子猫と気持ちが通じていく様子は、お話を読んでる子どもたちにも伝わるでしょう。 しとーるさんはきっちりしてるけど、いじわるじゃないんだよね。 なんでもきっちりしとーるさんを優しいまなざしで見守る館長さんにも注目です。
物語の最後に、この館長が子猫にとっても素敵な名前をつけます。 読み終わった後に、心がぽっと温かくなるおはなしです。 絵本から読み物へ、低学年の子どもたちに読んでほしいですね。
(山田裕子 小学校司書)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
しとーるさんはいつだってきっちりしとーる。 朝は6時に起きて、朝ごはんからそうじにハミガキ、なんでもテキパキ時間通りに。職場の図書館でもパーフェクトな仕事ぶりはお墨付き。 でもあまりにきっちりしすぎて、ときどき周囲の人に怖がられてしまうことも。 そんなある雪の晩、しとーるさんは家の前でノミだらけの汚れた子ねこに出会い…。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
絵本コンシェルジュで知った一冊です!
私も娘も大変気に入り、楽しく読めました!!
何事もきっちりとした生活を送っている、きっちりしとーるさん。ある雪の降る日にやってきたお客様のおかげでその暮らしは一変!しとーるさんの働く図書館の館長さんの素晴らしいこと。
挿し絵も美しく、寒い冬に読むのにぴったりです。心はほっと温まります。
内容は理解しやすいため、低学年なら一人で読めますし、幼児への読み聞かせにも向いていると思います。 (あさのこさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
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