ママって…ちょっと大変で こんなにたのしい!
おとうとがうまれてから、ママはお世話にかかりっきり。 ののちゃんは、まくらを赤ちゃんにして自分もママになることにしました。
ママの気持ちや家族の温かさを感じる絵本。
まくらのママになったののちゃんは、まくらをあやしたり、ごはんを食べさせたり。 でも、まくらはやっぱりまくら。つまんないの、ママになるのやーめた!とねころがったそのとき、まくらが泣き出したのです!
あわてたののちゃんはまくらちゃんにせがまれるまま、外につれだします。まくらちゃんとたっぷり遊んであげたののちゃんは…。
ちいさなねずみたちの世界を愛情をこめて描いています。ママのきもち、子どものきもち、家族の温かさについて、親子が心を通わせることのできるおはなしです。
兄弟が生まれて寂しい思いをする上の子、ですが、この絵本でパパが全く出てこないのが、?、でした。育児書などで赤ちゃんが生まれても上の子をなるべく優先しましょう、などと書かれていますが実際には赤ちゃんに手がかかるので難しいですよね…。そんなときこそ、パパに登場してほしいなと思っています。この絵本では、上の子(ののちゃん)がまくらを赤ちゃんかわりにお世話していると、まくらが本当の赤ちゃんのようになっていく、というストーリーですが、果たして、ののちゃんの寂しい気持ちはおさまったのかな?と疑問でした。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳)
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