
お月さまの大好きな少年ミシェルの言葉に託して、夢のないおとな、戦争の絶えない地球文明への批判が語られる。ファンタスティックな絵が魅力。(楽譜つき)

「おつきさまのこ」と呼ばれている寂しそうな顔をしているミシェル・モランは、お月様が空に光ってさえいれば嬉しがっていたのは、やっぱり可哀そうな気がしました。パパやママにも会ったことがなくて、周りの大人たちもなんだかんだと忙しくてその子の世話をする暇がなかったのは、とても悲しく思いました。そんな状況で過ごすミシェル・モランに同情してしまいます。ミシェル・モランのようにロマンの世界でにこにこ笑っていれてよかったと思いました。心は豊に、前向きに生きているミシェル・モランにエールを送りたいと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
|