![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
【元ソニー社長も推薦!】 君は武器を持たずして戦えるのか? 自らのジョブ・ディスクリプションを語らずして、夢の実現は語れない。未来への第1歩はJDから始まる。 ポストコロナの時代に向けて指針となる書 安藤國威 元ソニー社長、現・長野県立大学理事長
Q JD(Job description)とは何か。 A 雇用や業務範囲の決定、業務の進め方、評価において使われる重要な書面で、日本にはこれに相当するものがない企業がほとんど。一部、人事考課の評価基準等を定めたものに似た文書を運用している会社もあるが、ほとんどの場合、英語圏とは使われ方が異なる。職務内容と仕事の責任・範囲が定められ、雇用契約の資料として用いられます。抽象的な言葉では書かれておらず、何をどれくらい行うかが疑問の余地のない表現で書かれています。 Q JDには何が書かれているのか。 A 一般的に、仕事のポジションからはじまり、仕事の目的(Job purpose)と達成すべきゴール、業務範囲・内容(Job duties, scope of work等)、職務遂行に必要なスキル・資格・技能等(Skill/Qualification)が書かれています。子仕事の報酬も書かれているため、求められる仕事と報酬は一致する形になります。またJDがあると評価者の主観が入らない形で客観的な評価が行われます。
今こそJDを! コロナ禍での「ジョブ型雇用」「テレワーク」では、仕事を明確にするジョブ・ディスクリプション(JD:職務定義書)の導入が不可欠。 あなた自身のJDを書くことはできますか? JDでスペシャリストを目指そう。どの会社・職場でも求められるような、あなた自身の特別な職能を伸ばすために何をしますか。 この先、会社にぶらさがる人生は「社内のゼネラリスト」にはなれても、会社の外側で通用するスペシャリストとはなり得ません。経験、人脈、スキル。あなた自身が売れるものは何ですか。 内需型産業はこの先、日本の人口減少で市場を海外に求めざるを得なくなります。右肩上がりの成長産業と時代の変化に対応できない衰退産業。あなたはどちらの業界で仕事を探しますか。 日本は長期停滞で給料が実質的に上がらない時代です。コロナがそれに追い打ちを掛けています。企業は内部留保があるのですが、それを社員の給料に反映していません。自分の専門性を高めて、スペシャリストになり、よりよい報酬が得られる場所を探しましょう。まずはあなた自身の強みを意識し、あなたの仕事をJDとして書いてみてください。 仕事の貢献と報酬は一致すべき(C=C:貢献〔contribution〕と報酬〔compensation〕は同等)です。あなたの意欲と能力と経験が認められる場所へ行き、努力が正当に認められて給料が上がる職場へ移り、自分の技術や経験をより強くしていくべきです。会社に自分の人生を預けてはいけません。
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