
現代美術界の巨匠デイヴィッド・ホックニーが、 美術批評家マーティン・ゲイフォードとの対談を通して 有史以来の視覚芸術に通底する表現の本質に迫る
デイヴィッド・ホックニーによれば、画像(Picture)を用いることは目で見たものを説明する唯一の方法です。しかし、三次元の人物、物、場所などを、二次元の絵画に置き換えるには、どうすればよいのかー。絵筆、カメラ、コンピューター・ソフトウェア等を用いて描かれた「画像」は、私たちが周囲の世界、ひいては私たち自身をどのように見ているかを理解するための大きな手がかりとなります。本書は、絵画(画像)の歴史を、著名な芸術界の第一人者同士の対話によって叙述したものです。鋭い洞察を備え、自由な思考を促し、現実を表現する様々な方法に関する私たちの理解を深めるのに大いに役立つことでしょう。
絵画の歴史は、絵画だけ追っても見えてこないー。(美術評論家・椹木野衣)
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