
本を読んでるみんなが「お医者さん」になれちゃう! 「ごっこ遊び」が楽しめる、海外のしかけ絵本の登場です。
変身するのが大好きな女の子、モーリー。 今日のモーリーは、白衣を身につけてカッコいい「ドクター・モーリー」に変身よ! このバッグさえあれば、どんな患者さんがやってきても大丈夫。 ドクター・モーリーが取り出したのは、とびっきり素敵な「魔法のバッグ」。
さあ、モーリーと一緒にドクターになってみましょう。 最初の患者さんはシロクマさん。 なんだかとってもだるくて、くしゃみと震えがとまらないんですって。 「かわいそうに。わたしにまかせて」 ページをめくると、なんと左側にモーリーの魔法のバッグが出現! そして、そのバッグは「めくり」のしかけになっていて ペローンとめくると、バッグの中身を見ることができるのです。 「まずは 熱を はかりましょう。」 バッグの中のポケットから、「体温計」を取り出して シロクマさんのお熱をはかってあげましょう。 次に、ポケットの中から「湯たんぽ」を見つけて シロクマさんの右の腕に切り込みが入っているので、湯たんぽをはさんであげましょうね。 ほうら、シロクマさんだいぶ楽になったみたい。
患者さんは次から次へとやってきます。 そして、魔法のバッグはめくるたびに中身がかわっているのでワクワク。 気になるものがたくさん入っているのです。 必ず取り出せるアイテムがポケットに入っているので探してみてね。 さぁ、みんなが元気になったあとのお楽しみもバッグの中に待っていますよ!
(富田直美 絵本ナビ編集部)

<読者がお話に参加して遊ぶしかけ絵本!> モーリーは、変身ごっこが大好き。今日はお医者さんに変身!そして、忘れちゃいけないのが、お医者さんバッグ!「これは魔法のバッグ。みんなを元気にするものが出てくるのよ」 バッグは、読者が開けることができるしかけになっています。中には、薬や道具が入っていて、取り出すことができます。さあ、モーリーといっしょに、具合の悪いお友達を治してあげましょう。
風邪をひいたシロクマさん、けがをしたワニさん、ノドが痛いペリカンさんも、みんなバッグに入っている薬で元気になりました。読者の子どもたちもお医者さんになって、ごっこ遊びの世界が楽しめる絵本です。

普段は乗り物ばっかりで遊んでいて、お医者さんごっこなどの遊びを広げてくれるアイテムになればいいなと思い買いました。
まだ早いかな?と思いながら表紙を見せると、目を輝かせてくれました。読んであげると、すぐさまもう一回もう一回せがみ、何度も何度も繰り返し読んでいます。とても気に入ってくれて嬉しいです。
ワニさんのシーンではおもちゃを絆創膏に見立ててペタペタと貼るふりを見せてくれたので、どうやら内容も理解してくれていそうです。
まだ2才手前なので、付録のアイテムは扱えないと思い、袋に入れて別で保管しています。もう少し大きくなったら(イヤイヤ期をすぎたら)出してあげる予定で、長く楽しめる絵本になりそうです。
主人公の女の子の言葉遣いが可愛いくて、テンポもよく文字数の割に読みやすかったです。
うちには100冊以上絵本がありますが、1、2を争う非常におすすめの一冊です。 (はらへりへりはらさん 30代・ママ 男の子1歳)
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