![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
1歳くらいの男の子の親御さんが集まると、必ずこの話題になります。 「電車派? それとも車派? うちは……」
電車は根強い人気ですが、車派も一大勢力です。 そんな「車派」の子どもたちに特に人気なのが、なんといってもショベルカーやダンプカーなどの工事車両をはじめとした「はたらく車」。
本書は、そんな「はたらく車」が大活躍する絵本です。
誰もいない、何もないところに、ビルがぽつんと建っていました。 「あーあ、おともだちが ほしいな」 ビルくんは、さびしそう。
そんなビルくんのもとに、3台の働く車がやってきました! 「ぼくたちが きみに いいものを つくってあげるよ」
ショベルカーが地面を掘り…… ダンプカーが何かを運んできて…… クレーン車が持ち上げる!
すると、あっという間に木や花でいっぱいのきれいな庭ができました。
さらに、ダンプカーが 「うふふ、もっと たのしいもの いっぱい もってきたよー」 これにビルくんは大喜び! 何を持ってきてくれたのかな?
シンプルな言葉とわかりやすいストーリーが可愛い絵で展開され、1〜2歳くらいの「車ブーム世代」のお子さんが存分に楽しめる絵本です。
さびしい思いをしているビルくんのために一生懸命働く車たちが、とてもかっこいい! 誰かのために頑張る姿は、こんなにかっこよくて輝いている、この絵本を読みながらそんなことを学んでくれたら、と思います。
(洪愛舜 編集者・ライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
あるところにビルがポツンと建っていました。ビルはつぶやきました。「あーあ、お友達が欲しいな」すると、ショベルカーとダンプカーとクレーン車がやってきて言いました。「僕たちがいいものを作ってあげるよ」さあ、何ができるのかな?巻末ページでは、さまざまな働く車たちを紹介します。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
お話会で読んでいただきました。寂しそうなビル君がはたらくくるまたちのおかげで寂しくなくなるという内容も良かったですし、車がどんな働きをするのかということもわかりやすかったので良かったです。三歳の子供も嬉しそうに聞いていました。 (あのみさん 30代・ママ )
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