![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
ぼくはおむすび。これから広い広い世界に旅に出るんだ。「コロコロ コロリン コロコロリン」おむすびくんはころころと転がっていきました。
海、お花畑、まっくろな道。おむすびくんはいろんな場所を旅します。海のしおかぜを吸い込んで、海や空の青色が散りばめられたり、お花畑を通ってきれいなきいろになったり。おむすびくんはいろんな色をまといながら旅を続けます。すると転がってきたおおきなうめぼしが「ドッシーン!」。うめぼしさんがひっついたのでふたりは一緒に出かけることになって……。
作者はカラーセラピストとしても活躍されている、いしあいつるえさん。いしあいさんは、各地の小学校・児童館などで、色と絵を使った親子のコミュニケーションを応援するワークショップを開催されているそう。本作でも、鮮やかな色の世界を思い切り堪能できます。
いろんな場所を旅してその場所の影響を受け、時には思いがけない出会いがあって共に旅をする。おむすびくんの旅は、なんだか私たちの人生と一緒かもと思えてきます。子どもたちもみな、おむすびくんのように広い世界に飛び出していって欲しいですね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
おむびくんはた旅に出ることにしました。 どんな出会いがまっているのでしょう。
にいみ木のおもちゃの会さん、玩具工房おとぎ屋さんとのコラボ企画。 木のおもちゃ「おむすびコロリン」と、絵本の両方から、子どもたちの想像力と出会いが広がりますように。
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