![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
末娘が誕生して数ヶ月たった頃、自分の手 をじーっと眺める姿をよく見かけました。 娘は、自分のグー握りの手に「あんただれ、 何してるの」とでも語りかけているかのよ うでした。「お手て」は、娘にとって生まれ て初めてできたお友だちでした。 一日一日育っていく娘と共に、「おててちゃ ん」(この頃からこんな名前で呼んでいまし た)も成長していきました。 ぷくぷくした小さなおててちゃんの可愛い 姿を描きとめておこうと、私はおててちゃ んの紙芝居を作りました。 それから25 年、とうとう長年の夢がかない、 「おててちゃん絵本」が完成しました。 おーた けーこ
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