![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
日本に実際に輸入されているフェアトレード(民衆交易)のバナナ、「バランゴンバナナ」を主人公に、バナナの姉弟が、日本の子どもたちに食べてもらうまでの旅を通して、身近な食べ物の背景を知ることができる絵本を作りました。ものがたりを楽しみながら、フードロス問題やフェアトレードに触れることができ、SDGsに関連する要素もたくさん。2種類のバナナを剥いてみる仕掛けも楽しい、かわいくて、子どもたちにたくさんの考える種を撒く絵本です。
<ストーリー>対象:幼児(4・5歳)から バランゴンバナナのらんとごんは、仲良しの姉弟。元気でしっかりもののらんと、おっとりしていてやさしいごん。ある日、ついに二人は収穫されて日本への長い旅が始まった。でも、日本に着いたらんのからだには、大きな黒い傷ができていて、見た目の違うふたりは、別々の道へ…。規格外として捨てられそうになってしまったらんは、果たして救われるのでしょうか?
<資料ページ>対象:小学校3年生くらいから本編の後には4ページに渡り資料ページを付けました。ストーリーを詳細に補足説明しているので、大人にとって学びがあり、学校での調べ学習やワークショップにも役立つヒントがいっぱい散りばめられています。
・特定非営利活動法人APLA APLA(Alternative People’s Linkage in Asia)は、フィリピン・ネグロス島で20年余り自立支援を続けてきた、日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)の経験を基盤に、2008年に発足したNPO法人。国際的な産直活動=「民衆交易」を行う株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)とともに、産地の人たちと直接繋がり、彼らの暮らし、地域づくりを支援するとともに、民衆交易の輪を広げる活動を続けている。「ぽこぽこバナナプロジェクト」の事務局も担う。 Web:https://www.apla.jp
・らくだ舎出帆室 らくだ舎は、千葉智史、貴子の営む編集執筆チーム。2015 年、2016 年に和歌山県の東南部、那智勝浦町の山里、色川地区に移住。編集執筆業の傍ら、2018年より、週三日の本屋・喫茶店「らくだ舎」を運営。2023 年より自分たちで企画編集出版を行う「らくだ舎出帆室」を開室。「辺境から、出帆する」を指針として、年1?4冊ペースで、書籍を刊行。 Web:https://rakudasha.com
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