
目が覚めると鼻がつめたい火曜日の朝。とても寒いこんな日は、きっと裏の池も凍ってるはず。スケートとつりの道具を持って、バムとケロが池に行ってみると……。
大変!! 池と一緒にあひるのかいちゃんが凍りついていた。
早く助けてあげなくちゃ。氷ごと切り出し、おうちに連れて帰り、おふろに入れてあげると、かいちゃんはだんだん元気になってきた。よかった、よかった。ところが、元気になったかいちゃんと遊びたくて仕方がないのは、ケロちゃん。ありったけのおもちゃを持ってきたり、おやつもそこそこにかいちゃんをひっぱりまわし、あげくの果てには!?
はい、そこはいつもながらのケロちゃんのご愛敬。遊びつかれた3人は、そのままソファーで寝てしまうのです。そして次の日の朝。バムとケロが目にしたのは、もっと驚きの出来事で……!!
ああ、なんて可笑しくて愛らしい展開なのでしょう。大人気「バムとケロ」シリーズの第3作目は冬のお話です。どんなに寒くても、こんなお風呂場が待っていれば、こんなに可愛いコートや長靴を着ていたら。今すぐ張りきって外遊びに行きたくなるほど、今回も魅力的な小道具が沢山登場します。ですが一番の注目は、やっぱり新キャラクターの「かいちゃん」なのです。その理由は……早く読んでみてくださいね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)


はなが凍りそうな火曜日の寒い朝,こんな日は池も凍っているはず。そこで見つけたのは,池と一緒に凍っているあひるのかいちゃん。
こちらもオススメ
-
「はいるかな」
コンプレックスは長所だ!動物たちは、その特徴を使って ボールを入れることが出来るかな?
-
「ぼくの兄ちゃん」
全国の次男たちにとどけ!
-
「星の子ども」
グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ
-
「つばめのハティハティ」
嵐をこえて日本へやってきたハティハティ。女の子のつばめと出あって、5羽の赤ちゃんが生まれ、子育てには