とても受けていました
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投稿日:2009/02/07 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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題名と表紙から連想される通り、学校帰りにうんちを我慢する男の子のお話です。確かに学校帰りに、トイレを探すのは一苦労しそうですね。
梅田作品を好まない方もいると聞いたことがありますが、こんな風にリアルな子ども体験が作品中にあるからかもしれないなと思いました。
子どもは、「うんち」「おしっこ」のお話は大好きなので、とても受けていました。題名と表紙から連想される通り、学校帰りにうんちを我慢する男の子のお話です。確かに学校帰りに、トイレを探すのは一苦労しそうですね。
結末的には、このお母さんのように大らかに接することができるか?というと、私は疑問ですが、こういうことって、大人になってからもきっと思い出しそうだと思いました。
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独特な視点、個性的な絵
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投稿日:2009/03/12 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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ラフィには友だちがないので、廃材を使って友だちを作っています。
ラフィが最初に友だちになったのはキー・シン。
ラフィが何人なのかわかりませんが、キー・シンは中国人のようです。
あとがきで、この二人を「意識的に有色人種の二人をステレオタイプな姿で表現し、二人をしめだす社会の大人たちをみにくく描いている」とあります。
実際、キー・シンは、おかっぱでメガネをかけていています。こんな風に、アメリカ人は、アジア系の人種をとらえているのかなと思いました。
絵本の中に、人種差別や戦争反対のメッセージを入れているというウンゲラー。
特定の人種ということで、迫害したり差別したりしないように、人間の本質や才能に目を向けてほしいということを感じましたし、物を作る喜びにも触れているように思いました。
息子が興味があったのは、なかよしになった二人が、結婚したのか?とうことでした。
結末については読んでいただくとして、ウンゲラー作品は、独特な視点で、個性的な絵であることを改めて思いました。
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読後感がさわやか
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投稿日:2009/03/12 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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クェンティン・ブレイクのまだ読んでいない作品ということで興味を持ちました。
読み始めて、最近読んだ「あたらしいともだち」と似通ったところを感じました。
差別がある点と「あたらしいともだち」が、廃材でアートを生み出すとしたら、こちらの作品はえんぴつで描き出すアートというところ、幸せな結末という点です。
クルッビーとウカレッピーは女の子ですが、天使です。天使といっても、姿は今時であるのが、現代の絵本らしいと思いました。
クェンティン・ブレイクの作品には、どれも軽やかさを感じるのですが、この作品も軽快な調子を感じました。読後感がさわやかです。
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安房作品らしい
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投稿日:2009/02/07 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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糸切り歯が虫歯になって仕事が出来なくて困るというねずみ。歯医者さんが治療することになります。
さとうさとるにも、ねずみが出てくるお話があって、ねずみと人間をつなぐのはねずみの道であったりするのですが、歯医者さんがねずみのごはんをご馳走になるしかけとして使われた物が身近な物で、とても安房作品らしいなと思いました。
田中槙子コンビ作品で絵が作品とマッチしていて良かったです。
ご興味のある方は、それが何であるのか?読んでみてください。
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どんくまさんの人の良さが素敵
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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どんくまさんの人の良さが素敵だと思いました。
冬ごもりの準備をしているどんくまさんの家に道に迷ったうさぎの親子がやって来ます。
お腹がすいている親子を見かねて、自分の食べ物を食べさせてあげるなんて、優しいどんくまさんならではだなと、ほのぼのとしました。
どんくまさんは、ちゃんと冬ごもりできるのでしょうか?ちょっと心配になりました。
人が良くて世渡りも上手そうでないどんくまさんだけれど、とても共感できました。
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小学校一年生物
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投稿日:2009/02/07 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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どこかで見たことがある絵だと思ったら、「サンタクロースの星」もこの二人のコンビです。
安房作品にも、小学校一年生物があったこと少し驚きました。毎回思うのですが、文章を声に出して読むととても響きが美しく、お母さんの言葉がけの優しさも感じます。
もうすぐ一年生になるので、その練習をしてランドセルを背負って出かけたまり子は、やはりランドセルをしたうさぎの子と知り合いになります。
れんげの花、桜の木と春の情景が美しく描かれている作品でもあります。一瞬ドキっとさせる怖さもありますが、読後感は爽やかでした。
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少し早かったかもしれません
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投稿日:2009/01/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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教師経験のある作者らしく、学校でのことや子どもの気持ちがとてもよく出ているしリアルだと思いました。
三年生の担任になった三田先生。先生のためになることをしようと思っているのに正夫のしたことはからぶりばかりでした。この時の先生の対応は、子どもの目から見るともっと子どものことをわかってほしいなと思いました。
お母さんの帰りが遅い正夫の相談相手は、夕やけ文庫のおばさんです。自分の親ではない人が、子どもに関りを持ってくれて、何でも話せるというのがいいなと思いました。
先生と子どもの相性もあるし、どの子どもにとっても良い先生ということではないことなど、親としては読んでいて複雑な気持ちにもなりました。
漢字をおもしろく覚えるという方法が紹介されていて、それは参考になりました。
息子には「なんで僕が先生のことを嫌いなのか?」それはよく伝わらなかったようでした。中学年向けなので、息子には少し早かったかもしれません。
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展開もオチもおもしろい
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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「ミムラの絵本日和」の中で、絶版で紹介できなくて残念というコメントで写真のみ掲載されていた本です。
図書館で「こどものとも」の復刻版を見つけて読みました。
その本は鈴木三重吉さん文でした。その後、こちらの瀬田さん文を見つけてびっくりしました。
鈴木さん文では縦書き、瀬田さん文は横書きでした。絵は同じ方なのですが、挿絵が所々違うのです。
個人的に、瀬田さんの文が読みやすくて気に入っています。
お話は、日本でいう「だんだんのみ」や昔話の「ランパンパン」などを彷彿とさせます。息子の疑問は、ねこがいろいろと食べるので「お腹がちくちくしないか?」ということでした。
欲張りなねこと、控え目なおうむの対比がおもしろく感じました。
展開もさることながらオチもとてもおもしろかったです。絵もとてもマッチしていると思いました。
とても気に入ったので、その後、古本屋さんで見つけた時には思わず購入してしまいした。
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微笑ましいお話
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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ドン・フリーマン、なかがわちひろ訳ということで興味を持ちました。
心なしかなかがわちひろさんが描く絵の感じに似たものを感じます。
カリーナと図書館の司書さんの良い関係を感じました。
図書館の中で、動物の図書館のことを考えるカリーナの想像力がすごいなと思いました。
絵に対して文章量が少なく、ページ数は多いですが、読みやすくあったという間に読めました。
とても微笑ましいお話だと思います。
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他の作品も読んでみたいな
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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絵のかわいらしさと内容のおもしろさに引きつけられました。
絵本を読んだ後、息子が「ブルーカンガルーがやったのよ」とまねをしていました。
とても耳に残るフレーズだったようです。シリーズがあったとは知りませんでした。
他の作品も読んでみたいなと思います。
リリーのやっていることは、子どもなら経験がありそうなことが多いかも。
子どもが行き過ぎた行動があって失敗した時に、失敗したことを咎めずに聞いてくれる大人の大切さを思いました。
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流言飛語
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投稿日:2009/01/29 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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環境問題の本かと思ったら、流言飛語の類のお話でした。
かなり以前のこと、七月二十八日に五分間ほど地球上から空気がなくなってしまうという話が起こりました。
そんな話が今起こったらどうでしょう?空気がなくなるというような話でなく、地震だったりしたら?と思うと、その信憑性は高まりそれに備えて準備をし出すかもしれません。
読んでいてそんな話を信じるなんてバカバカしいと思ったものの、その渦中に置かれた人間の心理というものは、そんなに単純なものではないかもしれません。
その時に何を思うのか?そんなことで人間の本性や日頃の考え方などが垣間見えるのではないかと思いました。
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人間のお金も可?
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投稿日:2009/03/12 |
いーめいさん 30代・ママ・新潟県 女の子7歳、男の子4歳
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イマドキの妖怪の世界ならコンビニだってあるよね。
気になる商品もた〜くさん並んでいます。
商品名もしっかり見えるので絵を見るだけでも楽しい!子どもはお店の中をすみずみまでよ〜く探していました。(母はレジの後ろのポスターにニヤリ)お試ししたい商品やご遠慮したい商品もあって、買い物気分も楽しめました。
アイス、食べたいなー。
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ミステリアスな雰囲気
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投稿日:2009/01/29 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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「北風は、高い空で、ぎんのトランペットをふきならして」という表現で始まるのですが、その表現が安房さんらしいなと思います。
「北風のくれたトランペット」では、北風がトランペットを持っているし、「あめのひのトランペット」もあるからです。
くすりにする葉っぱを探しているうさぎが、ある家の中に入って行きました。
家の中からうさぎを呼んだのは誰でしょう?
とてもミステリアスな雰囲気で進行していきますが、怖さは感じられないお話です。季節的に冬から春にかけて読みたい本です。
季節の移り変わりをこんな風な感性でとらえることができるのはさすがだと思いました。
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鬼の抜け殻
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投稿日:2009/01/29 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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節分も近いので鬼のお話をと思い借りてきました。
「鬼がら」という意味が最初よくわからなかったのですが、鬼の抜け殻、つまり鬼の脱皮を見てしまった与助のお話です。
与助は怠け者で、青鬼が赤鬼へと脱皮するところを見てしまいます。その青鬼の殻を与助は着てしまいます。最初は、村人を驚かせようというぐらいの気持ちでした。驚かせるだけでなく欲しい物が働かずとも手に入るようになりました。
最初のうちはいたずら心からそこから抜け出せなくなるというのは現実にもありそうなことです。
でも、与助が殻を脱ごうとすると脱げなくなっていたのでした。さて、ここからの展開は?
絵本にしては長いお話です。それだけに読み応えがあり、読み終わってから息子と、「鬼のままだったらいやだね」と話をしました。
1975年初版でその後何刷か再版されているようですが、あまり読まれていないようです。
日の目を見ない本というのを応援したくなる私ですので、この感想を読まれて興味を持たれた方は、どうぞお読みください。
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切なさが漂う
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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異形のものたちとの交流を描いた作品が五つ入っています。
どの作品にも、ある種の切なさが漂っています。
ハッピーエンドであっても、物悲しさや切なさが漂うのは、安房作品ならではだと思います。
「鳥にさらわれた娘」では、異形のものに魅入られた怖さを感じました。
「べにばらホテルのお客」は、初めて読んだのですが、新人作家が、自作に行き詰っているうちに、自分が書いた設定と同じ世界に迷い込むという発想に目を見張りました。
「熊の火」の結末には寂しさを感じました。
それぞれに、自然描写が美しく、エッセイでは山の魅力について作者が語っていますが、山を舞台にした作品が多いということもうなずけました。
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すごい妄想力
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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オオカミとぶたが出てくるお話って「ぶたのたね」を始めとしてどこか滑稽さが漂うなと思いました。
どうしてもぶたが食べたいと願うオオカミの妄想力がすごいなと思います。
必死ではあるけれど、どこか抜けていて憎めないオオカミだと思います。
絵も独特でオオカミの行動と共に、笑ってしまいました。
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おもしろい!
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投稿日:2009/03/09 |
やっほさん 30代・ママ・東京都 女の子7歳、女の子3歳
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目の錯覚を利用した絵本。人間の眼は本当に信じられないものだと思える絵本です。おもしろい絵本です。王様のイラストもかわいいと思います。
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言葉が突き刺さるように心の中に
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投稿日:2009/01/23 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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この作者のものを読み始めたのは「クーヨン」のエッセイですが、その後も惹かれるものを感じて読んだのが、この作品です。
その後も何度か読み返しているのですが、特徴として、言葉が突き刺さるように心の中に入ってきます。
村中さんは、大学教授で児童文学作品の創作もあります。
作者が、小児病棟の子どもたちに絵本を読みあったことの記録です。「読み聞かせ」「読み語り」といろいろな言葉がありますが「読みあう」という言葉の選び方も、子どもとの関係や言葉の選び方を意識していることが感じられます。
私が最初に読んだ時、最も衝撃を受けたのは「しろいうさぎとくろいうさぎ」を読んだ後でパニックを起こした少女の話でした。「しろいうさぎとくろいうさぎ」は、名作と言われる作品です。読み手側のメッセージ、受け手側の状態、そして関係性というものが、こんなにも本を読むことに関係するのかという衝撃でした。
小児病棟ということで、常に死と隣り合わせに生きている子どもたち、そんな子どもたちを特別視せずに関りたいという願いを持ちながらも、病気ということで生命の危機に直面している子どもには優先順位をつけていかなくてはならない厳しさなど、この本から伝わってきます。
何度か紹介したいと思いつつ、紹介するのが難しくて断念してしまった本なのですが、紹介してみました。
私が、心に残った箇所はもう一つ、あとがきで、作者が自分の恩師に言われた「村中さん、あなたにしかできないことでなく、あなただからできることをさがしてごらん。きっとなにかあるよ。」という言葉。
「しか」という言葉は限定で強い語感がありますが「だから」には肩の力が抜けた自由な雰囲気が感じられました。
自分が何かする時にも「自分だから」ということをこの本を読んでから意識するようになりました。
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活用方法はいろいろ
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投稿日:2009/01/23 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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別冊「太陽」のもので、全ページカラー。童話作家から読み語りをしている方々まで、幅広く、読み語りについてお聞きすることができます。
中には、もちろん絵本の紹介もあり、絵本にまつわる思い出なども紹介されています。
どんな絵本を読もうかなという時のガイドとしてはもちろん、作家さんの人となりに触れたい時など、活用方法はいろいろとあると思いますが、ぼーっと眺めているだけでも楽しい時間が過ごせそうな充実の一冊だと思います。
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本当にあくたれ
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投稿日:2009/03/11 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子7歳
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ラルフのいたずらの数々、こんなことを実際にされたら、黙っていられるかな?と思いました。
ただ、いたずらをするだけの展開でなかったのがおもしろかったです。
ラルフのあくたれぶりもそうですが、絵にもかわいらしさがないのが逆にいいのかななんて思いました。
ラルフの周りを思わないマイペースぶりがうらやましい。
実際にはここまでできないでしょうから、子どもたちが惹かれるのかもしそれませんね。
いしいももこさんが、このような作品まで訳しておられたのが驚きでした。
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