優しいのだけれど
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投稿日:2013/10/06 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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優しいのだけれど、誤解されている大男のお話です。
『泣いた赤おに』や『魔法使いのチョコレートケーキ』と似ているところが少しずつあるように思いました。
物の本質がよく見えるのはいつも子ども。スロボドキンもそんな風に思っていたのでしょうか。
『ピーターサンドさんのねこ』に引き続き、スロボドキンの隠れた名作が読めるのは嬉しいことでした。
ハロウィンがでてくるのでハロウィンの時期に読む本としてもよさそうです。
幼年童話ということですが、最初は読み聞かせして親子で一緒に楽しみたい本です。
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自由奔放、妹の世界
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投稿日:2013/10/08 |
ヒラP21さん 60代・パパ・千葉県
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自由奔放で、繊細で、感情豊か、きかんぼの妹ですが、よくかんがえると素晴らしい妹です。
描かれている様々なエピソードに頷けてしまうのは何故でしょう。
お話もさることながら、お話と一体化している酒井駒子さんの絵が、なんだか共同作品であるかのように、心にすとんと落ちました。
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読み聞かせが苦手な男の子にもオススメ★
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投稿日:2013/10/04 |
ヨム姫ヨム太郎さん 40代・ママ・東京都 女の子11歳、男の子7歳
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ちょっぴりおませな女の子うさぎに翻弄される純粋なオオカミくんの物語です。
うさぎが大好物の狼ゴンノスケ。
食べようと襲いかかろうとしたとき
「食欲だけしかない単細胞の狼に食べられるほど馬鹿じゃない
もっと知的で哲学をもったおおかみにならともかく・・・」
と、うさぎに言われてしまいました。
それならテツガクを身につけるぞ!と猛勉強し、うさぎに再会しましたが・・・
果たしてゴンノスケはうさぎを食べることができるのか??
5年生の読み聞かせの時間に読みました。
娘のお友達(男の子)が
「読み聞かせは好きじゃないけど、面白かった」
と言ってくれたそうです。
悩みに悩んで決めた一冊だったので、ホッとしました♪
いやはや、高学年の読み聞かせは本選びが悩みの種です。
読み聞かせ所要時間 15分弱
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小6男子がおもしろい!そうです。
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投稿日:2013/10/01 |
宙母さん 40代・ママ・宮崎県
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続編の「あめふらし」が、課題図書とのことで、学校の先生が、クラス全員の前で、読み聞かせしてくださったそうです。
しかし、長い本なので、さすがに全部ではなく、残念だなと思ったので、図書館から借りてきました。
せっかくならば、「雨ふる本屋」のほうから読んだほうがおもしろいだろうし。
小6男子が、一日で読破しました。
「とてもおもしろい!」そうで、そのまま、「あめふらし」のほうも読み始めました。
とても、キラキラした、修飾語過多な表現で、もう年をとった私などは、少々胸焼けするのですが、このぐらいの年齢のころは、こんな、ファンタジーが好きだったなあと思い出しました。
とにかく、色の表現が多用されていて、主人公の性格や、感情よりも、そちらのほうが、ぐるぐる迫ってくるようでした。
そんなところから、少し、ゲームっぽい印象を受けました。
が、とても評判のいい本のようですし、作者のお人柄のよさがあふれている良作です。
「この作者のほかの本も読みたい」そうです。
親の面白いと思う本と、子供の面白いと思う本がどんどん違っていくのは、子供の成長を感じられて、面白いです。
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差別と偏見と
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投稿日:2013/09/22 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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キング牧師の演説を英語教材の中で聞いたことがあります。そしてその声の響きは忘れることなく私の中に残っています。そのぐらいに伝えたいことが伝わってくる演説でした。
伝記絵本を調べていくうちにこの本を見つけました。先に『ローザ』を読んでいましたが、絵が『ローザ』と同じ人であることを知ったのはこの絵本ナビのレビューを読んでからです。
数日前『あなたはそっとやってくる』というユダヤ人の少女と黒人の少年のラブストーリーを読んだ時に、まだまだ黒人に対しての根強い差別と偏見があることを感じました。
ローザ・パークスがバスの中で白人に席を譲らなかったことから、権利を勝ち取るために黒人たちが立ち上がり「白人専用」の標識が消えるまでに10年。その10年という途方もなく長い年月がかかったことに驚きましたが、その前の340年というもっと長い間にも黒人たちの忍従の日々があったのです。
キング牧師の力強い言葉と共に迫力のある絵。特に「愛こそがあらゆる問題をかいけつするたったひとつのカギなのです」という場面ではがっちりと手が握られているのが印象に残りました。
たとえ殴られたとしてもこちらからは殴り返すことはしない。その強い意志の象徴にも感じます。
差別と偏見はいつなくなるのでしょう。歴史を正しく知ること、差別と偏見のない世界がくることを信じること、それ以外にも私たちは考え行動していくことはたくさんあるのでしょう。これまで以上にキング牧師の一生について知りたくなりました。
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大人として歴史を知りたい
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投稿日:2013/09/22 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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平和であることの一つの象徴として文化鑑賞ができることがある。出版の自由があり、演劇や美術鑑賞ができること。
現在では当たり前のようなことが、戦争によってできなかった時代があることをこの絵本は伝えてくれます。
「1937年の12月13日、日本軍は南京をせんりょうした」という文章にとても居たたまれない思いがしました。
その時代に生きていなかったとはいえ、日本が他の国に侵略した歴史事実についてです。
何事もなく平穏に生活が行われていた日常が、ある一つの出来事で全く変わってしまう、いえ変えられてしまうこと。
過去のことでなく、今尚世界のどこかでは戦争や紛争が後を絶たないこと。
平穏な日常生活の中ではともすると忘れてしまうことを改めて思いました。子どもたちが戦争について学ぶ前に、大人として歴史を知っておきたいと思います。
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じぶんのかんがえをしっかりもった女の子
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投稿日:2013/09/22 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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新しい本に出会う時の出会い方はさまざまだと思いますが、最初にこの本を知ったのは徳間書店の本に入っている小さな出版案内でした。
タイトルと本の内容紹介を読んでこの本はぜひ読んでみたいし、きっと私の好きな本だろうという確信がありました。
タイトルのにも「図書館に児童室ができた日」とありますので、アン・キャロル・ムーアという女性がどんなことを行ったのかは一目瞭然。
女性の社会進出が難しかった時代、アンの行く道も決して平坦なものではありませんでした。
アンの性格を特徴づけるものとして「じぶんのかんがえをしっかりもった」というのが二度出てきます。
今、どの図書館にも児童室や児童コーナーがあるのは、アンが子どもたちのための読書環境を整えた先駆者であったおかげなのだと思うと、感慨もひとしおでした。
絵本の絵の感じや志を持って生きた女性ということで、『ルピナスさん』にも通じるものを感じました。
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1歳児さんに
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投稿日:2013/09/19 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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一口に赤ちゃん絵本と言っても、月齢や成長発達もまちまちでおおぜいのお子さんの前だと、0歳児さんが多ければ0歳児さんに合わせてということになり、この本を使ってみたいと思って用意していてもなかなか使えないこともあります。
図書館の乳幼児向けのお話会は0歳のお子さんが多かったので、この本は読まず、1歳児と2歳児さんがいる保育園で読んでみました。
泣いた、笑ったは日常茶飯事のこと、動物たちが泣く表情や、繰り返しの泣いているところは心配そうな顔で、笑ったところはほっとしたような様子を見せる園児さんたち。
動物によって鳴き声が違うのも一つの聞きどころ。とても身近に感じてくれたようでした。
「いま ないた ○○ちゃん」のところは、わらべうたが元になっているということなので、平板に読んでしまったのですが、節回しを練習して歌うように使ってみたいなあと思いました。
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平和への祈り
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投稿日:2013/09/19 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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夏休みに息子と戦争のことについて調べました。戦争について調べた後はやはり今後私たちが進んでいく未来を考えることだろうと思っていました。
そんな時に福音館書店のホームページを見ていてこの本があることを知りました。
おじいちゃんの「戦争が終わって、平和の光があふれるような時代がやってきたんだ」という言葉を読んだ時に思いだしたのが、『母の友』の「私のことば体験」の中で松居直さんが語っておられた「『平和』ということばは、祈りでした」という言葉でした。
そして何気なくカバーを見たら、そこには松居直さんの言葉がありました。これは決して偶然ではなく、今も変ることなく良質の子どもの本を出版し続けることには平和への祈りがあるということを確信した気がして胸が熱くなりました。
震災後深く思ったことの一つは「ふるさと」とということではなかったか?と思うのです。人によっては原風景がふるさとであったり、今住んでいる場所であったり、目の前からは消えてしまった風景であったりするはずのものです。
風景だけでなくそこには人の営みや人間関係などに彩られて、思い出すと心が温かくなる大事なもの。
子どもたちが今後どんな未来をつむいでいくのかを考えるということも一つですが、今ある日々の生活を見つめ直して大切に過ごしていけたらいいなあと思いました。
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とっても夏らしい絵本
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投稿日:2013/09/15 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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とっても夏らしい絵本、いつかどこかで読みたいと思っているうちに夏が終わってしまって残念でした。
すいかが大好きな子どもたちにとって、飽きるほど満足するほど食べたいというのは、あこがれのようなことなのかもしれません。
今年の夏、すいかが豊作でたくさん食べたはずの息子も「もっと食べたい」と言っていました。
縁側にすいかのたねを飛ばしながら食べる場面は、昭和の風景だなあと思い懐かしく見ていました。
来年こそはどこかで読んで子どもたちの反応を見てみたい本です。それまでに上手に読めるように練習しておこうかな。
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その後の話もこういう話も作るのは楽しい
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投稿日:2013/09/09 |
SNOWDROPさん 50代・その他の方・山梨県
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この本、勝手に『桃太郎』そのものの話だと思っていましたが、『桃太郎』につながる話でした。あくまでも創作ですが、昔話のその後の話を作るのも楽しいですが、昔話につながる話もいいですね。「そういうことかぁ〜」と思わず納得してしまうような気がしました。
タケという少年の賢さ、太郎を思う気持ちが、また太郎は宿命を背負って『桃太郎』になっていくのですね。想像力のすばらしさ!!
この話は作者の長男さんの誕生祝いに作られたそうですが、そういえば我が子にも本を読んで聞かせたときにけっこうオリジナルの付録をつけていたような気がします。これにはまったく及びませんが・・・
おもしろいので他の昔話にもこういう本編につながる話があるといいなぁ〜
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さりげなく論理学
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投稿日:2013/09/06 |
ヒラP21さん 60代・パパ・千葉県
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単純に謎解きのようなお話ですが、文字だけで書かれていたら、論理学の迷路のなかへ入り込んでしまうような内容です。
安野さんの絵で何度も説明されているので、低学年でもある程度は理解できるのではないかと思いました。
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戦争は避けることができる
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投稿日:2013/09/05 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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大道あやさんに原爆のことを描いた絵本があることは知っていました。
でも、実体験を読むのがどうしても怖くて、なかなか手に取れずにいたのですが、息子の夏休みの宿題が「戦争について深く考えよう」だったため、読んでみました。
添付のCDを聞くのがためらわれ、夏休みの最後の日、息子と共に聞いてみました。
近所のおばさんもしくは親戚のおばさんが話しているようなごく普通の主婦が体験した原爆というものを感じました。
CDの中では、かぼちゃ汁、おにぎりをもらいに行ったこと、原爆投下後のいわゆる黒い雨をなめて見たけれど味はしなかったことなどが印象に残っています。
私たちは原爆投下後の世の中に生きているので、放射能についての知識も少なからずあります。初めての原爆が落とされた時、何が起こったかわからなかった人がほとんどだったでしょう。CDの中の「みんなバカになってしまった」という言葉も耳に残りました。
呆けてしまったということだったと思うのですが、そんな中今家族に何を食べさせるか、どう生きつないでいくか行動していかれた大道さんのたくましさを感じました。
「ほんとにまあ、ああいうことは二度とあっちゃいけんねえ」体験された方は誰しもそう思ったことでしょう。
天災は避けられないけれど、戦争は避けることができる。まずは大人が過去を正確に知ること、どんな未来を作っていくか考えることだと思いました。
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新しい友達に新展開!
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投稿日:2013/09/05 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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としょかんねずみシリーズは、結構面白いので、シリーズ「3」を見つけて読んでみました。
今までとは180度違うお話でびっくり!
別に図書館ねずみでするようなおはなしではないように思ったのですが・・・。
最後、新しい友達サラと図書館でした世界旅行のことを、サムが絵本にしたとくことで、つじつまが合うとは思いましたが・・・
もう少し違う話の内容を期待していただけにちょっとがっかりでした。
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勇気があれば!
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投稿日:2013/09/05 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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斎藤隆介さんのお話に、滝平二郎さんの素敵な切りえが、どの作品を読んでも素敵です。
特に、このお話にも出てきますが、夜の描写がすごくいい。
夜の深い闇に、おにばば。
ぞくぞくします。
斎藤隆介さんのおはなしにしては、一貫して明るい雰囲気のお話で、最後にねこのおばけをやっつけるところなど、気分がスカッとしました。
そんなに怖くないので、小学校低学年の女の子でも読めるんじゃないかな。
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知らなかった〜
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投稿日:2013/09/05 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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ちょんまげ、ちょんまげは江戸時代の男の人の髪型です。
一口にちょんまげといっても、当時は成長に合わせて髪形をかえていったのですって。
そういわれてみれば、テレビで見ても、子供の髪型は大人のちょんまげとはちょっと違いますよね。
それが図入りでよく説明していて、知らないことばかりでなかなか面白かった!
ということは、髪型を見れば、男の子が何歳くらいなのかわかるということですよね。
便利ですね〜。
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父親は娘想い
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投稿日:2013/09/05 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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この絵本に出てくるお父さんは、石屋さんと花屋さんと八百屋さん。
ある日、商品の中から声が聞こえて・・・
小さな生き物も、いつも間にやら自分の結婚相手を決めているなんて、ちょっと考えにくいけれど、結婚相手というか自分の居心地の良い場所を求めてるんだなあと気づいて、ほのぼのとした気持ちになりました。
幼稚園くらいの子供向きでしょうか。
女の子向きでしょうね。
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この世にいらないものは「戦争」
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投稿日:2013/08/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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「母の友」のバックナンバー2010年1月号の「私のことば体験」という松居直さんの言葉を読みなおしていたら、「『平和』ということばは、祈りでした」という文が目に飛び込んできました。
子どもの本を出版する、子どもたちに本を届けるという気持ちの真髄には平和への祈りがある。日本の児童文学の本格的な始まりは戦後にあります。それを考えてみると、子どもの本の出版=平和への祈り。
出版社は違いますが、童心社の本の中に日・中・韓平和絵本シリーズがあります。童心社の紙芝居についてのお話を伺った時の「紙芝居は平和」という言葉がとても心に残っています。
松居さんの言葉とその言葉が私の中で重なりあい、それぞれの出版社が子どもの本に託した思いというのを考えるきっかけにもなりました。
前置きが長くなりましたが、田島征三さんにも戦争について描かれた本が何冊かあります。
そしてそのどれもが心にまっすぐに平和への祈りの気持ちを伝えてくるような気がします。
この本の中の人間は表情もなく粘土細工の人形のようなのに、心をえぐられるように心に迫ってくるのです。
特に肉体が砲弾により引き裂かれ粉々になる場面はとても正視できませんでした。
同じ頃『さがしています』を読みこの『ぼくのこえがきこえますか?』を読みました。
戦争によって引き裂かれ伝えられなかった幾多の声があったことでしょう。この世の中にいらないものがあるとしたらそれは「戦争」だと思います。
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止まった時間
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投稿日:2013/08/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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命とは時間。物たちが語るのは止まった時間、いえ無理に止められてしまった時間。
平和記念資料館に所蔵されている被爆者の方々の遺留品に詩がつけられています。
あの日あの時あの時間に止まってしまった命、亡くなる寸前に大切な家族や友人たちに伝えらたかったであろう言葉。
写真と詩が語り部となり、私たちにその時が止まった時間を教えてくれたような気がしました。
特に鮮明に印象に残ったのは紫色のドレスでした。今からでも着られそうなきれいなドレスの持ち主はいません。
人の命は永遠ではない。その永遠ではない命を戦争で止めることがあってはならない。
平和記念資料館にはまだ行ったことがありませんが、この本の物たちを通じて平和を守って次の世代に伝えていかなくてはならないと思いました。
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同時多発テロ
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投稿日:2013/08/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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伝記絵本について調べていたら、ジャネット・ウィンターに同時多発テロについて描いた本があることを知りました。
同時多発テロの時に、私はドラマの最終回を見ていました。突然、画像が切り替わり、飛行機がビルに激突する場面になりました。
どうして?何が?と思いながら、その時息子を妊娠中でしたので、このような衝撃的な映像を見ていてはいけないと思いつつもテレビを切ることができなかったことを覚えています。
世界中の人々がいろいろな状況下でこのショッキングな事件を受け止めたであろうと思います。
その日、アフリカから花を持ってやって来ていた二人の女性がいました。空港で足止めされ、行き場所ももなく花を抱えてさぞ途方に暮れたことでしょう。そのことがこの絵本の中には描かれています。
現在、シリアに武力介入するのでは?というニュースを見るにつけ、この事件のことを思い出します。
またこの夏息子と一緒に戦争について調べました。この世界から紛争やテロがなくなる日は来ないのでしょうか。
読むことや知ることで、戦争を考えることのきっかけになって下さることが1人でも増えて下さればという思いもありレビューを書きました。
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