正義の味方って
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投稿日:2011/05/23 |
ひかりひまわにさん 40代・ママ・長野県 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳
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昔見た女子プロレス。パイプイスを投げたり、反則ばかり・・・目が点になったことを覚えています。でもどんなにやっつけられてもやっぱり勝つのは正義の味方。悪者ではない。
パパの仕事を宿題でこっそり調べにいった男の子・・・その先でみたものは、反則ばかりしている悪者の覆面からみえたおとうさんの目!
ここからは読んでからのお楽しみに・・・でも・・・
正義の味方って何でしょう?そう、みんながよいひとだったら正義の味方はいないのです。おとうさんが作った正義の味方!!!やってることは悪者でも気持ちはみんなを楽しませてくれる本物の正義の味方なのです。
PS,小学6年生の娘のクラスで読みました。いつもより男の子が真剣にみてくれていました。
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『使われない』時間がもう少し短くても
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投稿日:2011/05/22 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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本書がデビュー2作目とは思えないほど、よく出来た作品だと思います!!
発想が昔話みたいな感じなのに、今風の感覚もあって、ストーリー展開も分かりやすく、絵もはっきりしていて、遠目もきくし、個性的で楽しいイラストでした。
しいていうと、『使われないこと』へのなべの辛抱ずよさ…。
「笑う我慢がなかなかできない」あっけらかんとした性格なので、3カ月は少し長い気がします。もう少し『使われない時間』が短くてもいいかな?と、思いました。
まだ、デビュー作は読んでいないので、気になります。今度探してこようと思ってます。
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ついに「木曜日」〜!!
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投稿日:2011/05/22 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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先日銀座三越で開催されていた島田ゆかさん「バムケロ」&ユリア・ヴォリさんの「ぶたシリーズ」展を、下の子と見てきました。
すっごく楽しみにしていってきたのですが、
あまりの人ごみにうちの子は気持ち悪くなり、ゆっくり絵を眺めることもできずに、早々に人けのない処へ非難。
子どもが気持ち悪いと訴えるなか、「少しだけ。少しだけ」とすべての展示を見て回っってしまいました。
ホントにホントに、「バムケロ」シリーズはすごい人気なのだと、改めて感じた一日でした。
その展示場で初めて「バムとケロのもりのこや」をじっくり見てきました。
ナビの島田ゆかさん「インタビュー」のページも一通り読みました。
それちゃん、可愛いですね〜。読み返せば、読み返すほど味わいが出てきます。でも個人的にはサングラスをしている姿の方が好き。
ウチの子どもたちはなんといっても『かいちゃん』ファンで、
かいちゃんが登場したシーンから、めちゃめちゃ嬉しがって、ハイテンションでした。
『金曜日』はまだまだ先が見えないようですが、《続きがある》!ってことで、楽しみにしています。
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身近な数学的知識を楽しく。
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投稿日:2011/05/22 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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表紙のライオンの絵を見ると「ライオン・キング」(ミュージカルバージョン)のシンバを思い浮かべてしまいます。
本当の主人公は表紙タイトルの『ケーキ』の字のあたりに、さりげなく描かれている赤いアリです。
このさりげなさがいいですね〜。
ナビのテロップの部分でこの本の紹介が流れていて、すごく気になって図書館で探してきました。
一通り黙読してすごく良かったので、うちの子どもたちに読みました。
ストーリー自体もよくできていますが、この絵本が高く評価されているのは、お話の中に「数」の考え方(計算の仕方)を導入しているからにほかありません。
副題にも「はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし」と書いてあります。
こんな風に、日常生活の中で使う数学的知識を小さい頃から身近に触れ合っていれば、
子どもたちの「数」に対する認識も違ってくると思います。
また、ライオンの王さまがとてもかっこよかったです。
上司にあたる人がライオンの王さまみたいなら、部下は自分の力以上のものを発揮できるだろうな。とか、考えてしまいました。
中身のある、実にいい本に出会えて嬉しいです。
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高学年読み聞かせ
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投稿日:2011/05/24 |
将軍亭琴音さん 30代・ママ・京都府 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳
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小学校の読み聞かせ会に持参しました。
対象は高学年。6年生ばかり
10人弱の子どもたちが来てくれました。
うちの小学校では6年生は平和学習を兼ねて
広島へ修学旅行へ行きます。
その後の読み聞かせ会だったので…。
数ある戦争と平和がテーマの絵本の中で、
抽象的ではあるけれど、
その恐ろしさがズシンと胸に響く絵本だな、
と思って選びました。
明るいお話の後、2冊目に読みました。
「戦争については、飽きるほど勉強したと思いますが、
ちょっと復習です」とよびかけて始めました。
平和な情景を描いているところはできるだけ明るい声で、
戦争について語っているところは、できるだけ重く厳しい声で
メリハリをつけたつもりです。
静かに聞いてくれましたが…読後はやっぱり重い空気になりました。
その後2冊、明るい楽しいお話を読んだので、
重い読後感を持って帰らないですんだかな…。
ヒロシマのことを学習した後だったから
みんなの心に残ったと思います。
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不思議な事に妙にしっくり
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投稿日:2011/05/19 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子12歳
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本来命の無いものに見事命を吹き込み、楽しいお話を作られるかがくい先生の作品が大好きです。
先日も赤ちゃん誕生のお祝いに絵本を10冊程贈りました。
かがくい先生の作品は必ず2〜3冊入れ、新米ママさんにかがくい作品の楽しさを伝えています。
こちらの作品も表紙絵から爆笑。
“耳掻き”というタイトルは、もうその気持ち良さを知っている大人向けに思えるからです。
さて、いかにして子どもたちにこの気持ち良さを伝えるのかしら?と読みました。
ひょうたんと耳掻きという組み合わせも、改めて考えてみればなぜ?のですが、不思議な事に妙にしっくりきてしまいます。
みみかきやのひょ・うーたん先生のキャラクターに笑い、みみかき草なるものの畑に笑いました。
耳牡掻きを頼みに来るお客さんに合わせて、畑からみみかき草を選ぶひょうすけ君も可愛い。
名人の技に気持ち良くなってしまったお客さんたちの様子を親子で笑いながらご堪能ください。
きっとこの様子からお子さんは耳掻きの気持ち良さを理解できたでしょうねぇ〜。
三番目のお客さんの登場からすると、これは12月頃読むのがタイムリーな作品かしら?
何度読んでも、かがくい作品大好き!です。
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スマートさがいいね
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投稿日:2011/05/09 |
さいきちさん 40代・ママ・青森県 女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳
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6年生に読みました。ちょっとシビアで、でもあったかい内容で、それを理解できる高学年がいいかなと思い選びました。
新しいおとうさんを「おとうさん」と呼べない「トオルくん」。
実はこのおとうさん・・カッパ!?
「トオルくん」が『おとうさん』と言わないため、だんだん姿が薄くなり、とうとう池に戻されてしまう時、「トオルくん」は言うのです・・『ぼくのとうさんだ』って。
本当に他人同士が親子の関係になるということは並大抵のことではないと思いますし、実際に本当にむずかしいことと思います。
この絵本はシビアな中にコミカルな、そしてほんわかあったかい内容で、自然と受け入れることができるようになっているのが素晴らしいと思います。
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あまり大きくなると、素直に喜んでくれない
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投稿日:2011/05/07 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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エリック・カールの遊び心満載の「仕掛け絵本」でした。
手紙自体も謎かけで面白いのですが、それをしっかり絵で表現しているところがすごかったです。
私は最後のドアの後ろに隠れている動物の目が、ぎらぎらしているので恐竜でも隠れているのかと思ったら、犬だったので、びっくりしました。
自分で一度読んだ後、子どもたちに魅せて、その目のことを言ったら、「いや〜、これは犬の目に見えるでしょう」って、言われてしまいました。
私はワクワクしながら話したのですが、うちの子たちはそれほど喜んで聞いてくれませんでした。
読んであげるなら、もう少し小さい小学校低学年くらいまでのお子さんがいいと思います。(おっきくなると、あまり素直に喜んでくれないです)
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懐かしい感じがします
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投稿日:2011/05/09 |
さいきちさん 40代・ママ・青森県 女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳
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6年生に読みました。
なんとなく、登場する「ぼく」と「おおはしくん」の遊び方が高学年っぽいので選びました。
夏休みに仲良くなったひとつ年上の「おおはしくん」。ふたりで秘密基地をつくったりと、男の子であればきっとするであろう遊び・・・。
私たちの時代の男どもはこうした遊びをいっぱいしてたなあ・・(私も混じってやったくちだけど)
いっぱい、いっぱい自然と戯れてほしい。植物、動物、昆虫・・その中から大切なものを感じ取って大人になってもらいたい。
子どもである時間を有意義に過ごしてもらえたらと思います。
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なんといっても可愛いのは“ヤマネ”!!
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投稿日:2011/05/06 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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珍しいことですが、表紙のリスの寝顔は絵本の中では使われていませんでした。
こう言う写真絵本の場合、たいがい表紙と同じものが作品中にも使われているので、「あれ?」と思いながら2回読んで、その後裏表紙の内側の写真の説明を見て「やっぱり“リス”は表紙だけにしか使われてないんだ」と、納得しました。
のっけから子狐たちの寝顔とか、キリンの子の寝姿とか、とても可愛いのですが、中でも雪の中にうずくまっているヤマネの寝方はなんとも形容しがたい可愛らしさでした!!
写真絵本なので、小さいお子さんから十分に楽しめますし、小学校などの読み聞かせの導入などにも使えるのではないでしょうか?
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子どものつぶやきにほっこりしました。
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投稿日:2011/05/05 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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ネットで本の検索をしていた時、気になったので図書館で探してきました。
朝日新聞を購読されている方はすでにご承知かと思いますが、
朝日新聞生活面のコラム「あのね」に掲載された子どもたちのつぶやきを1冊の本にしたものです。
幼児から小学生くらいまでの子どもたちの、日常生活の中でポロって出てきた鋭くも可愛らしいつぶやきに、癒されたり、おなかを抱えて笑ったりしました。
ただ黙読すると、可愛いなぁ。程度の気持ちにしかなりませんでしたが、側にいたうちの子たちに「つぶやき」を音読すると、ケラケラ笑ってくれました。
中でも子どもと私のお薦めの「つぶやき」を2つほど抜粋しますね。
《しかりながら母が、
「お母さんに、何か言うことあるでしょっ!」
「……あそぼ」
ごめんなさいと言ってほしかった。(2歳の男の子)》
《食卓に飛んできたハエを父が片手で捕まえた。
姉「早く虫かご持ってきて」
弟も「虫眼鏡と図鑑も」(6歳の女の子)》
時に、母の顔のしわを気遣うつぶやきや、大人の年に関係するつぶやきが、チクッと胸に刺さることはありますが、
ここに掲載されているどれもが、小さなお子さんたちの純粋な気持ちの表れで、素直に楽しめます。
1ページに1つづつ紹介されていて、そのどれもが3行詩程度の長さなので、気楽に読めます。
ぜひ、ご家族で読んでみてください!!
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「あのね」の続きです。
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投稿日:2011/05/05 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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細かいことは「あのね」の感想に書きました。
気になったらそちらもぜひ読んでみてください。
「あのね」に書きそびれたことを書きます。
文庫のカバーイラストとさし絵は絵本・「これはのみのぴこ」でおなじみの和田誠さんです。
「あのね」同様、1ページ1つの子どもたちのつぶやきが紹介されているので、さらっと読めて気分転化になるし、読んでいるととても幸せな気分になれます。
ぜひ、家族団らんの時間に音読で読まれることをお勧めします。
こちらからも特にお薦めの2つを紹介しますね。
《社会科の宿題で。
兄「お父さんの子どものころの生活どんなだった?」
父「テレビが白黒で、脚がついてたよ」
そばで聞いていた次男「あるいたの」 (5歳男の子)》
《沈んでいく夕日に向かって麦茶を差し出しながら、
「おひさまー おつかれー かんぱい」 (2歳男の子)》
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お地蔵さまがキーマンです。
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投稿日:2011/05/05 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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私は下の娘に読んだのですが、一番初めにこの本を知ったのは、近隣の図書館で、「小・中学生の子どもたちが(低年齢の子どもたちに)絵本を読む」という催しがあって、その時、6年生の女の子が読んでくれていたんです。
早速その絵本をナビで購入!届いたその日に下の子に読んだのですが「面白いでしょ?」と聞く私に、
「えっ?そんなに笑えないよ〜」という返事。
今思い返してみると、図書館の催しでも、小さなお子さんたちより、保護者の方が笑っていたような…。
意外とこれ、大人向けの絵本かもしれないです。
それとも私の読み方が悪かったかな〜。
個人的に一番お薦めなシーンは、閻魔さま特性のからいラーメンにチャレンジする罪人たちと看守の鬼たちが、
そのあまりの辛さに“ひっくり返った“というところです。
後は、後半に登場するかわいらしいお地蔵様!必見です。
お地蔵様はこの物語のキーマンでもあります。
今度高学年の読み聞かせに使ってみようと考えています。
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人間関係に迷っている人にお勧めです
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投稿日:2011/05/02 |
エムエム。さん 40代・パパ・東京都 男の子13歳、女の子10歳
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アトピーでなくても、今、いろいろな困難にあっている方にきっと、このいちごに自分を重ねて
読んで共感できることが多いと思います。
またいじめを真正面から扱っています。今いじめに苦しんでいる人にも福音になるのではないでしょうか。
またこの中には思春期の入り口での純粋な恋の話もあります。
焼きもち、そんな心の揺れをまっすぐに見つめる本です。
また友達をどうやって作っていけばいいのかという話もあって
人間関係に迷っている人にお勧めです。
さべ あのま さんの絵がとても好きです。
とても感性の豊かな方で、ストーリーと絵が本当に良くマッチしています。 毎回その絵から、ものすごいオーラーを感じてしまいました。
素晴らしい画力です。
小学生高学年から中学生の方に特におすすめです。
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「こんなうれしいこと味あわせてくれて…」
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投稿日:2011/04/28 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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他の方が同名タイトルの児童書の感想を書いていますが、私が手にしているホントはISBN番号が違います。表紙絵もナビで検索した時出てきたものとは全く違いました。(単行本とノベラとかの違い出ようか?)
私の持っている方は表紙絵は「いくえみ綾」さんで、主人公の理沙と66年前の雪子の寝転がっている絵が描かれています。
この本を教えてくれたのはボランティア仲間のお母さんでした。教えてくれてありがとう!!
(この感想は、東日本大震災が起きてから約1ヵ月半くらいの時期に書いています)
紹介してもらった時
「もしも、この話に出てくるような“特別な穴”があって、戦時中の人とか、震災で困っている人のところとかと繋がっていたら、私も理沙と同じように、なんでも入れちゃう。送っちゃう」と、そのお母さんはいっていました。
それで気になって探してきたら、
たまたま、下の子が「なんか面白い本ない?」と聞いてきたので、早速勧めてみました。
初めは「わぁ、こういう始まり方嫌い」とか怒っていたのに、読み始めるとじっと動かなくなり、そのまま最後まで読み切りました。
その後しばらくして、再度読み直し。
(字も大きく、内容がとても読みやすく簡潔に描かれているので、サラッと短時間で読めます)
「うん。最後は泣ける話だよ」と、ご満悦な感じで本を閉じました。
私は鼻をすすりながら読みました。
これはたくさんの子どもたちに読んでほしいです。
気軽に読めるし、今どきの子供たちの目線で理沙の言動が描かれているので、気持ちがわかりやすいと思います。
いろいろたくさん感想は書きたいけど、あまりゴチャゴチャいわずにまずは手にして読んでみてほしいので、
この本の中で、一番気に入った沢田君のお母さんのセリフを書きだしておきます。
『人が心からありがとうって言ってくれると、こっちこそありがとう、って気分になるよね。こんなうれしいこと味あわせてくれて、こっちこそ本当にありがとうって思うよね』
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さすがに、もういいよ。
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投稿日:2011/04/27 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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このシリーズのおおかみはホントにとことんついていないですね〜。
小さいお子さんたちには、繰り返し繰り返し上手く『ぶたを食べることができない』オオカミの言動が、楽しいのかもしれませんね。
ただ、うちの下の子が、あまりにおおかみの肩を持って、このかわいそうな状況に怒るので、私までここまでしなくていいのにと思うようになってしまって…。
「またまた」は、続きが気になるので探してきましたが、このシリーズの話は個人的にもういいよ。と思ってしまいました。
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高学年になったうちの子から星5つ!
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投稿日:2011/04/27 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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読み聞かせのボランティア仲間のお母さんから紹介してもらった絵本です。
最初は「これって、子どもたちに読んでどうかな?悪くないでど、どちらかというと、大人向けの絵本じゃないかな?」なんて思ってました。
で、気になって図書館で見つけてきて、うちの子に読んでみました。
もう高学年なので、どちらかというと、大人に近い想いをこの「いすのはなし」から感じたかもしれません。
そして読み終えて第一声が「いいじゃん、この話」でした。
最近は私が「聞いて、聞いて」と、お気に入りの絵本を音読すると嫌そうな顔をすることが多い下の娘が、文句も言わずに最後まで聞いてくれた上に、この作品を褒めてる!!
しかも、黙読した時より音読した時の方が、読み手の私もすごく物語の中に入り込めました。
大きな起伏のある話ではありませんが、淡々と何かが胸に伝わってきます。
何度も読むうちにドンドン味わいが深くなる作品だと思いました。
今、手元にあるのは借りものなので、早速購入しようと思ったら、ナビでは売り切れでした。
「最近、これ欲しい〜!」と思った絵本が、ナビショップで結構売り切れなことが多いんですよね〜。もう少しい絵本の冊数を増やしてほしいなぁ。
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前作と別のおおかみでしょうか?
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投稿日:2011/04/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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読み終えた後、うちの子どもたちはこっちの作品のおおかみは、《前作のおおかみ》と同一人物か、それとも親戚か?という議論になりました。
うちの上の子いわく、『またぶたのたね』版のおおかみは『ぶたのたね』のおおかみは親戚で、物語の半ばになんともタイミング悪く野菜を送ってきたヤツではないか?と、推測していました。
下の子は相変わらず、「この話は嫌い。おおかみがかわいそうだよ」と、おおかみの肩を持っていました。
好き嫌いはあると思いますが、この絵本には哲学が感じられます。みんなで読んで、いろいろと感想を言い合うのも面白いな。と思いました。
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6年生の読み聞かせで読みました
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投稿日:2011/04/22 |
絵本日和さん 40代・ママ・千葉県 男の子13歳、女の子10歳
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世界で一番強い国が小さな国を征服に向かいます。ところが、ちいさな国には戦う武器もなく、戦争になりません。いつのまにか気づかぬうちに起きている大逆転にふふっとしてしまいます。豊かな暮らしとは何か、教えてもらえる一冊です。
低学年よりは高学年に良いかと思います。捉え方によって浅くも深くも読める本だと思います。
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夢中 なつかしい〜なつかしい〜
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投稿日:2011/04/18 |
グリーンママさん 40代・ママ・佐賀県 女の子15歳、男の子10歳
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私は、40代・女子ですが、「きち」「ざりがに」って言葉が響きました。
私のふるさとは海・山・川・沼・畑に田んぼと「いなか」?のオンパレード。小さい頃は、近所の男の子と「きち」作りに夢中になりました。
絵本の中では草にダンボールだけど、あの頃はダンボールなんて使えなくて、木の枝や、どこに落ちていたのか?板など集めて秘密のきちを作りました。もちろん、男の子に言われるがまま、あちこちからの材料調達です。
のどかで、ゆっくりと時間が流れていました。
息子にもこんな時間をつくってあげたい。そう思わせる絵本です。
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