文明よりたいせつなこと。
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投稿日:2009/01/22 |
ナツクローバーさん 30代・ママ・兵庫県 男の子9歳、男の子4歳、女の子2歳
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ケビン・ホークスの絵が好き、という理由で図書館で手に取りました。パラパラとめくって内容を把握しようとしただけなのに、最後まで真剣に読み入ってしまいました。ある日、ぼくとラバと二人っきりの世界に事業家が現れて、その世界をレジャーランドに変えてしまう。初めて見るホテルやごちそう、友だちと一緒に楽しむレジャーを楽しんでいるかのようだったが、その反面、今までの自分だけの楽しみ(自然とのふれあい)がなくなっていくことに気づき、自ら別れを告げてまた違った世界へと移り住む・・・現代の子どもを取り巻く状況が重なってなんとも言えない気分になりました。テレビ、ゲーム、商業施設のゲームコーナー、テーマパーク・・・ときらびやかな子どもの好奇心を刺激するものであふれかえっています。でも、その対極にある自然の素晴らしさもまた子どもたちは好きなはずです。それを知った上で、ゲームやテレビのあり方も考えなければいけないと思い知らされました。
6年生の教室で読み聞かせボランティアをさせていただきました。少々長かったのですが、真剣に聞いてくれました。6年生だと内容もよくわかると思います。担任の男の先生が後ろでじーっと聞いてくれていたので、大人の方にも意味のある本だなぁと思いました。
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見ながら語り合いたい絵本
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投稿日:2009/01/19 |
桂はなさん 20代・せんせい・千葉県
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インパクトのある絵。悲惨な現実。突きつけられる責任。読んでいて息苦しくなってくるような重い本です。
たぶんすんなりとは伝わらないと思いながら、小学5年生のやんちゃな男の子たちに読んで聞かせました。案の定、リアルな絵や奴隷たちの裸に大笑いしながら見ていましたが、それを咎めることもなく、ゆっくりページをめくっていきました。
長いので全文は読まず、わかりにくいところは補足し、絵を見せること、ゆっくり想像させることに重点を置いて、見せていくと、少しずつ子供たちの表情が変わっていきました。
どこまで伝わったかはわかりません。できれば、一人二人を相手にもっとじっくり絵を見ながら語り合いたい。高学年から中学生のお子さんとはぜひ一緒にページをめくって欲しい絵本です。
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こんな図書館の司書したいです
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投稿日:2009/01/14 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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図書館大好きな我家にはとっても楽しいお話でした。
本をよみながら空想するのってすごく楽しいですよね。
時間がたつのもあっという間ですよね。
この本の主人公カリーナも図書館大好きな女の子。
どうぶつも本をよみたいかしら・・・って想像を始めてしまい・・・
ふくらむ、ふくらむ・・
こんなにたのしい図書館あるのかしら?って行ってみたくなりますね。
娘も何度も読み返したお気に入りです。
まるで自分がカリーナになった気分で楽しめる絵本です。
動物がたくさん出てくるの小さい子でも楽しめると思うけど・・・図書館も理解できる小学生が喜びそうですね。
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大切な分身
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投稿日:2009/01/14 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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ライナスの毛布?
いろんなおもちゃがあってもこれは特別!っていうおもちゃありますよね。
大事な大事な・・・・
たぶん大人には分らない気持ちがいっぱい詰まってる大事なお友達。
弟ができた寂しさも全部受け止めてくれる大事な友達。
いつも同じように笑ってくれる『ぬいぐるみのモコちゃん』
なんとなくせつなくなるお話でした。
せつなくなったのは母親だからでしょうか・・・・?
11歳の娘は小さい頃とはまた違った意味で『もこちゃん』が必要になっているようです。
なにもかも受け入れてくれる『もこちゃん』がどの子にもいて欲しいなぁと思います。
小さい子はどんな風にかんじるのでしょうか?
機会があれば読んでみたい1冊です。
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友達について考えさせられます
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投稿日:2009/01/04 |
魔女ゆりさん 30代・ママ・青森県 女の子2歳
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友達とうまく関係を作れない子どもたちにと思い、
読み聞かせをしました。
本当の友達とは・・・
考えさせられる本です。
短い言葉が自分の心を締め付けてくるようでした。
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思わず泣いてしまいました
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投稿日:2009/01/04 |
魔女ゆりさん 30代・ママ・青森県 女の子2歳
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小学5年生の子どもたちに読み聞かせをしました。
読んでいるこちらの方がこらえられないという感じでした。
読んでいる途中で、もうお母さんがグーを助けに来て
くれたことが分かり、涙ぐむ子もいました。
小さい子はもちろん、思春期に入っていく子どもたちの
心にも響く本かなと思いました。
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子どもは子どもなりに受け止める
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投稿日:2008/12/21 |
さわちゃんですさん 40代・せんせい・兵庫県 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳
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非常に精密に、そして絵であるがゆえになぜか写真より、リアルに伝わってきます。
まさしく、絵で読む。
読み、伝えていかなければならない。
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卒業制作のステンドグラスのイメージ作りに
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投稿日:2008/12/21 |
さわちゃんですさん 40代・せんせい・兵庫県 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳
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この生き物はこの色でなければ・・・・というような既成概念がまったくない本。
きっと作者の目で見ると、生き物はこんな色に見えるんだろう。
彼が見たら、私はどんな色だろう。
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一人ひとりの人間の生き様が全て歴史
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投稿日:2008/12/20 |
さわちゃんですさん 40代・せんせい・兵庫県 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳
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戦争は国と国が戦っているのではなく
生身の人間同士が殺しあっているのであり
歴史はどこか偉い人が動かしているわけではなく
一人ひとりの人間の生き様が全て歴史なのだ
そしてその歴史を伝え続けることに意味がある
本人が亡くなってしまっても
彼を知る友人によって伝え続けられることで
彼は歴史の中で生き続ける
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映画にもなってます
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投稿日:2008/04/09 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子17歳、男の子14歳
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6巻まである長編ものなのですが、最初の100ページを読めればあとは話に入り込んで、続編も知りたくなって、読み進めていけると思います
小学校の図書委員で野球をやっている児童が挑戦してましたが・・・100ページまでがやはり大変だったようです
たくみと剛の友情とか、中学でのいじめに合うところ、また教師によって押さえつけられた思春期の心が細かく表現されていて読み応えあります
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やっぱりサンタはいたんだ!
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投稿日:2008/12/08 |
@443さん 30代・ママ・京都府 男の子11歳、男の子1歳
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もうすっかりサンタなんか信じていないと思っていた息子が
この絵本を読んでから
「やっぱりクリスマスプレゼントはお父さんじゃなくてサンタさんにお願いする」
と言い出しました。
「クリスマス情報部」や「サンタおもちゃ事業部」など
少し大きくなると疑問に思えてくるサンタの秘密をこっそり教えてもらえます。
大人でも「やっぱりね!」「なるほど」と思わずうなってしまう内容です。
絵も内容も細かいので、家でじっくり読みたい本。
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太郎冠者の気持ち…男の子にはわかるかも。
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投稿日:2008/12/02 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子15歳、男の子11歳
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狂言絵本です。
太郎冠者は 自分の腕っ節をいつも自慢しているのですが
それはもうまるっきりの空言なのです。
こんな子 今の時代にもいますよね(笑)
強がりばかりを言ってしまう子。
たいてい 何かの拍子にそれは違うとばれてしまって
ばつが悪い感じになってしまうものですが。
このお話はちょうどそんな展開です。
よくあることが題材になっているだけに
共感しやすいし 笑いを誘うと思います。
息子も読んでいましたが「面白かった〜」と言っていました。
それだけ?と思いましたが それよりも…
「うそつきの話だ」
そんなことを言うかな、なんて
ちょっと期待したりもしていたのですが
そうは言いませんでした。
男の子ですから
虚勢を張る太郎冠者の気持ちがわかったのかもしれません(笑)
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おばけは全部怖いわけじゃない!
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投稿日:2008/11/26 |
パニパニさん 40代・ママ・東京都 男の子11歳、女の子8歳
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小学校の読み聞かせで 5年生と3年生に読みました。
大好きなおじいちゃんが おばけになって遊びに来る。
どうして おじいちゃんはおばけになったのか?
この世の「忘れ物」は何だったのか?〜〜〜
おばけは怖いもの。
でも大好きな人が おばけだったら怖くない。
遊びに来てくれたら 嬉しいし、夜の街の探検だって
おばけと一緒なら、ちっとも怖くない。
おばけ嫌いの3年生の娘も
「バーバが死んじゃっても、おばけになって遊びにきてくれたら
嬉しいな〜」と笑顔で言ってました。
5年生には少し簡単すぎるかな?と思いましたが
意外と真剣に聞いてくれて、
「身近な誰かが死んでしまっても、悲しんでばっかりじゃ
ダメなんだね。」と言っていました。
おばけになった おじいいちゃんと孫の やりとりが
なんとも楽しく、やさしい気持ちになれます。
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ひみつのことば
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投稿日:2008/11/26 |
パニパニさん 40代・ママ・東京都 男の子11歳、女の子8歳
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耳の不自由な女の子と、健常者だけど
”両親が耳が不自由”な男の子。
二人が出会ってから 敬遠されていた女の子が
いっぺんに人気者になる。
だって手をつかって秘密の言葉をはなせるから。
ひみつの言葉をつかえる二人がうらやましくて
周りのこどもたいちは 次々に それを覚えていく。
障害児の話は子供には 真面目すぎたり、空空しかったり、
「そういう人の話」になりがちですが
これは自然で 明るくて とても興味がわく作品だと思います。
我が家の子供たちも「手話を覚えたい!」と
目を輝かせておりました。
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絶対あってはならないこと
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投稿日:2008/11/20 |
流音さん 40代・その他の方・北海道
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何年か前まで、小学6年生の戦争教材でした。
7人の息子たちが徴兵されるたび、桐の木を植えていったおかあさん。毎日息子のようにかわいがり、話し掛け、ずっと帰りを待っていました。でも誰一人として帰ってこず、届くのは「戦死」の知らせばかり。しばらくして、戦死したはずの五郎が帰ってきました。そのときおかあさんは…。
私が習ったとき、涙が止まりませんでした。学芸会で劇にしたときも、会場からのすすり泣きを忘れられません。その後教員になり、逆に教える立場に。範読の時も涙が出てきてしまいました。子どもたちも泣いていました。
「戦争を教える」ことは大切です。でもこのお話は、解説などいらないほど、子どもでも心の中にしみこんでいきます。
残念ながら今は教材から外されてしまいましたが、ずっと語り継いでいきたいお話です。
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バイブル!
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投稿日:2008/11/18 |
夢見るアリスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子13歳、女の子11歳、男の子5歳
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小学校の読み聞かせで読んでみました。
高学年ということもあり、ある程度の感想を持てると思い選びました。
いろんな立場の人からの質問に、正義の味方らしい解答が心に響きます。
何かに迷ったり躓いた時、全ての世代に「人生のバイブル」としてもお勧めです。
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え〜っ!最後はそうなるんですか?
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投稿日:2008/11/13 |
そうなんださん 30代・ママ・徳島県 女の子11歳、女の子8歳
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表紙に書いてある絵を見て、何故か少し寂しい感じがしていたんです。
金の輪を押していた男の子は、そうです!天の上からやってきていたのですよね。
古い絵本だから、日本語も今となってはめずらしい言い回し。子供はその文章に不思議な魅力を感じている様子。シンプルな挿絵に、シンプルな文章が、物語のもの悲しさを強く印象づけているようです。
大人っぽい絵本ですが、意外と子供もはまってしまいました。
同じ作者の絵本を全て読んでみたいと思いました。
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現代風にしてあるからわかりやすいです。
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投稿日:2008/11/10 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子15歳、男の子11歳
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『レッツらっくごー!ぷぷぷ編』に続き読みました。
表紙の折り返した部分に
「むかしながらの 落語から いいおだしを いただいて
今の世風に お料理したよ」
こんな言葉が書かれています。
本当にその通りだと思います☆
古典落語のいい味を残して 舞台と小道具を現代版にした感じです。
子ども達は簡単に 現代版落語の世界へひとっとび出来るでしょう。
息子が面白かったのは「子ほめ」をアレンジした「赤ちゃんほめ」。
ケーキを食べたい一心で
ひたすらお友達の家の赤ちゃんをほめるけんちゃん。
でも 何を言っても ちょっと的が外れていて…(笑)
実は私も この落語が面白かったです。
やっぱり 息子と私…笑のツボが似ているようですね。
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優しさに涙するお話です
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投稿日:2008/11/06 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子17歳、男の子14歳
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1986年に出版された児童文学で、作者は教員で障害児教育に携わっていたとのことです
小学校の道徳の教科書などにも、掲載されたことがあるようです
体育が5であれば満足だという剛と、幼なじみで先天性四肢マヒの新ちゃんとの友情の物語で、様々な困難を解決しながら、お互いが成長し周りの大人までもが変わっていく様子が描かれています
タイトルの新ちゃんが泣く時は、いったいどんなときなのか、最後の最後にわかります
感動すること間違いなしです
ぜひ大人のかたにも読んでいただきたい1冊です
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卒業する子どもたちへ
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投稿日:2008/11/02 |
ハッピーカオリンママさん 30代・ママ・鹿児島県 男の子7歳、女の子6歳、女の子3歳
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以前、務めていた時小学校を卒業する子どもたちへプレゼントしたお話です。
優しい絵と、語りかけるような口調の絵本。
もうすぐ小学校を巣立つ不安や戸惑いをもつ子どもたち、タンポポのわたげの気持ちを重ね合わせるように心をこめて読みました。
環境が変わる旅立ちの時、ぜひ読んであげたい1冊です。
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