面白可笑しいけれどちょっとお疲れ
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投稿日:2009/11/07 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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「ロバのシルベスター…」の作家の絵本。
シルベスターの印象が強いだけに、少し辛口の評価になってしまいます。
馬車でおつかいに行ったブタのパーマーさんとロバのエベネザーじいさん。
買い物に行った帰りに嵐にあってとんでもない展開になります。
その展開は面白い。
パーマーさんとエベネザー爺さんのやりとりも面白い。
何のせいかなと思ったら、文章の長さとその中にある難しい言葉。
子どもになじみのない単語や言い回しが邪魔しているように思います。
自分がつっかえつっかえしたせいもあって、シルベスターの時と違って息子の評価はいまいち。
絵が、シルベスターとほとんど変わらないところもあるかな〜。
お気に入りの絵本作家なだけに、悪く言ってごめんなさい。
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とても良い話ですが
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投稿日:2009/11/06 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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筋肉に障害をもったまりこちゃんは、養護学校のバスの停留所までの200メートルを40分かけて歩く。
その途中の様々な出来事。
200メートルにいろいろなことが凝縮されている。
200メートルの間にすれ違う人たちの、自分に向ける目。
200メートルの間に自分が目にする風景。
この200メートルとまりこちゃんを理解するのはとても大変なことだと思う。
自分の評価が低いのはこの本のテーマではない。
灰谷さんの思いが重すぎるのである。
淡々と描かれる話が整然とし過ぎていて、説明口調であったり理屈が先に出てしまったり。
時間、距離、単位の克明さは、感性での包容の妨げになるように思う。
長谷川さんの絵が、もっと話を盛り上げれば良いのに、文章の挿絵に終わってしまっている。
ようするに、絵本ではないのである。
この手の本に関心があるだけに残念。
絵本サイズで出版する際、絵と文章が融合することでとても良い本になるのではないか。
短編集の一話としてはとても良い話だと思うのです。
取り出して1冊の本とするとき、もっと効果的に作者の思いを伝える方法があったように思います。
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スローライフと食育
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投稿日:2009/11/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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4年生の朝読みで読みました。
秋の縁側で干されているダイコンとサツマイモの会話。
ゆったりしていて、秋のひざしが感じられてとても楽しいです。
おたがいのことを悪くいっているようで本当は仲良しなのです。
のんびりした方言のおかげて、ゆったりした気分になります。
そういいながら、タクアンと干しいもの作り方が理解できます。
和尚さんと一人娘のちかちゃんの会話も楽しい。
要はスローライフとスローフードの世界。
我が家では、奥さんは干しいもにチャレンジ。
13の息子は「ぬ〜くぬく」が口癖に。
アットホームな作品でした。
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静かな日々といろんな出会い
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投稿日:2009/11/02 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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森の奥にひとりで暮らしていたちょっぺいじいちゃんの家に、道に迷った雑誌社カメラマンのごいちが訪ねてきました。
家に泊め、食事や風呂をもてなしちょっぺいじいちゃんでしたが、そのお礼にとその事を記事にしたごいちの添えた写真が…。
いろんな人が訪れます。
家を掃除してくれたり、一年分の紅茶がプレゼントされたり、様々なプレゼント、しまいには自分のおじいちゃんのように思って遊びに来てくれたおんなのこ。
一枚の写真と記事から、ちょっぺいじいちゃんにいろんな出来事が起こりますが、人の優しさを感じさせてくれるお話しです。
人が無関心であったり、行動を起こさなかったら何事も起こらなかったでしょう。
ちょっぺいじいちゃんにとってどちらが良かったのかはよく判らないけれど、最初はお節介と迷惑がったちょっぺいさんも最後には「これもいいかな」と思ったようです。
この絵本が、子どもの心と人を思う上で何か考えるヒントになればよいと思います。
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なつかしい日本の農村といいつたえ
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投稿日:2009/11/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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少し地味な作品かも知れませんが、子どもたちに昔の農村を伝えたい絵本です。
農業は自然に抗えない作業ですが、村という仕組みが共同体であったこと、自然に対して人はどうしていたのか、凶作の続いた時の生活…、様々に教えてくれます。
西村繁男さんは非常に「はらっぱ」や「ぼくらの地図旅行」など、風景、家屋を克明で現実的に描くので好きな絵本画家ですが、農家の姿、田圃がきれいに区画されていないところ、今では創造できない昔の話かと思います。
苦しみも、収穫の楽しさも村落では共有します。家族の結びつきの原型があります。
「きつねのよめいり」。
この言葉の響きも懐かしい。
様々な伝承があって、生活の中に座を占めていました。
読んでいながら、自分で納得してしまいました。
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事実を知って私たちは・・・・・
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投稿日:2009/10/29 |
やまびこふうさんさん 50代・ママ・埼玉県 20歳、17歳
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この時期、この学年でよく読む本です。
最初表紙の絵に笑っていた子達、黒人と白人の差別があったこと自体を知らない子達が、読み進めていくうちに心に染み渡っていくような空気感を感じ本の内容だけでなく、子ども達が今いる空間で一人ひとり何かを感じてくれたらいいなと思っています
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難民キャンプ。現役高校生による翻訳
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投稿日:2009/10/31 |
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳
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難民キャンプで暮らす二人の女の子の友情の物語。
救援物資に群がる人々の中でリナはやっと片方だけのサンダルを
みつけます。
もう片方のサンダルを持っていたのはフェローザ。
フェローザはおばあちゃんの言葉がきっかけで、サンダルをリナに
譲ろうとします。一方リナは二人で一日交代で履こうと提案します。
ここから二人の友情が芽生えていくのでした。
もう2年もはだしのままのリナ、そしてフェローザの足はひびわれて
腫れているのです。
この二人にとってお花飾りのついた真新しいサンダルは、私達の想像を
ぜっするほど価値のある物にちがいありません。
それを分け合うことができる心の清らかさに感服です。
訳者は現役高校生との事。
この本を世に送り出した素晴らしい功績者のうちの1人ですね。
だれでも聞いたことがある言葉「難民キャンプ」。
この本で1人でも多くの若い人が、少しでもその実情を知り、
平和を考えるきっかけになればと考えます。
こうして自由に本を選び、パソコンを使ってレビューを投稿できる事の
幸せをしみじみ感じます。
舞台になっているペシャワールは最近のニュースで非常に治安が悪く
なっていると聞きます。
祖国を追われやっとたどり着いたほんのひとときの安住の地である
はずの難民キャンプ。
そこで暮らす方々がもうこれ以上、犠牲にならずに無事でおられます
ように、心から願うばかりです。
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カレーの不思議
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投稿日:2009/10/29 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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カレーライスって、なんで誰もが好きなのでしょう。
この絵本はカレーライスだから面白いのかもしれません。
カレーライスの種、お父さんの怪しげな学問、世にも不思議なカレーライスの木。
そして、カレーの匂いにひかれて集まる近所の人。
なんとも変な話ですが、カレーライスが食べたくなります。
ちなみに嫁さんは、絵本に出てくるカレーライスの材料に興味を持ちました。
何が入っているのでしょう。
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偏見を乗り越える
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投稿日:2009/10/29 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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結婚して13年目、高齢出産に近くなった妻は出産が近づくにつれて不安がいっぱいになりました。
福祉関係の仕事に関わっていたけれど、妻が気にしていたのはダウン症の子かもしれないという不安。
頭では理解できているのだけど、受け入れられるのだろうか?
結果はそうではなかったけれど、身体障害者に対する思いは夫婦ともに深めることになりました。
この写真絵本ではダウン症のしげちゃんの保育園での生活がのびのびと描かれています。
あらたちゃんのしげちゃんに対するやさしさがとても素敵です。
しげちゃんのお母さんのすべてを包み込むような言葉も素晴らしい。
しげちゃんがあらたちゃんの名前を呼んだと知って泣いていたようなお母さん。
しげちゃんの成長に自分が報われるひとこまなのでしょう。
実在の人物、実際のことを写真に収めていくことは大変だと思いますが、見事に結実した絵本です。
こんな絵本を通して身体障害者への理解を深めるとともに偏見をなくし、身近な健常者に対する思いやりも含め心の温かさを育てられればと思います。
絵本を読む人間の課題を勉強させていただきました。
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どれもすごい選択肢
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投稿日:2009/10/29 |
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳
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おとなしくあまり反応がないクラスに合う本を探していたら、
読み聞かせの仲間からいちおしされた一冊です。
どのページも究極の選択。
おとうさんとおかあさんが登場する「どっちがいや?」では
高学年と低学年では答えが真逆になるといいます。
朝から笑顔になれること間違いなし!!
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すごい発想!まるで普通のペットです。
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投稿日:2009/10/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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ネットで本の検索をしていて、面白そうだと思って、探してきました。
題名だけでもすごいと思うでしょ?
中身はもっとすごかったです。
作者は色々な恐竜たちをちゃんとジャンル分けして、
その分類はいろいろ諸説あるそうなので、一概に決めつけている訳ではなく、あくまでも「恐竜を飼う時に目安として分けました」と、書いているのです。
うちの上の子は動物を含め、恐竜も大好きなのですっかりこの本に夢中になりました。
すごく面白かったそうです。
恐竜たちは作者によって分類され、どんな恐竜はどういう特徴があるから、飼うときはここに注意したほうがいいだとか、
この恐竜はキャットフードなら食べるけど、ドックフードは嫌うから気をつけろとか…。
読んでいると、まるで本当に、この現代に恐竜がいるみたいな気分になります。
恐竜が好きな人、こんな変わった「飼い方の本」に興味のある人、せひ読んでみてください。
イラストもなかなか笑えます。
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淡々と、しみじみと…
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投稿日:2009/10/28 |
めっちょんさん 40代・その他の方・東京都
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近所の小学校のボランティアで、6年生に読み聞かせをしました。
俳優の高倉健さんが、映画の撮影などで世界のあちこちに行ったときに感じたことなどをまとめた短編のエッセイ集です。
飾り気のない淡々とした調子の文で、率直な気持ちが語られます。
個人的には、高倉健さんらしい感じがして、とても好きです。
唐仁原教久(とうじんばら のりひさ)さんの絵も、文章と呼応するようにしみじみと語りかけてくる感じがします。
最初、6年生で、どのくらいの子が高倉健さんを知っているかな?とも思いましたが、読んでみると、筆者が誰かということは関係ないと思うくらい、すごく集中して聞いてくれました。
読んだのは、「北極のインド人」と「奄美の画家と少女」の二篇。
最初は少し聞こえていた物音やささやきが、途中からまったく聞こえなくなり、水を打ったように静かになり、ほとんどの子がこちらをじっと見て聞いてくれました。
言葉は難しくないけれど、内容はちょっと奥深いところが、緊張感をもって聞いてもらえた理由ではないかと思います。
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アラビアンナイトの世界を感じます
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投稿日:2009/10/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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出だしがね。ちょっとばかり奇想天外なんです。
よくあるパターンではありますが、
主人公の女の子が、親友だと思っていた友達に好きな人を取られ(先に告白されて、その2人がカップルになっちゃった)、
で、つらくて辛くて自分の部屋で泣いているうちに寝てしまうの。
(ここからが、すごい!)
次に気がつくと「しゅっぽん!」という音がして、自分の姿は宙に浮かぶ生首になっている。という展開。
生首ですよ〜、生首!そして、彼女をその世界に呼んだ男が言うには、彼女は「魔法神(ジン)」だと。
私はここで、この話に引き込まれました。
少々突飛すぎる展開とも思えた主人公の「魔法神(ジン)」の姿が、この物語の世界で、だんだん、すごく自然に見えてきたのがすごかったです。
うちの子にこの本を紹介した時も、
「普通の女の子が失恋して泣き寝入って、次に気が付いたら魔法神(ジン)になっちゃって、アラビアンナイトの世界なんだよ〜」
といったら、飛びついてきました。
中高生くらいのお子さんにお薦めです。
そして、この本を読み終わって、まだ読んでいなかったら、純粋な「アラビアンナイト」のお話など読んでみてはいかがでしょうか?
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素晴らしい親子の愛情ストーリー
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投稿日:2009/10/26 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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村山由佳さんの話はとても心に響いてくる作品ばかりなのですが、この絵本に関しては、さらに、これ以上の親子の愛情はないと思うほどすばらしい作品です。
地球から恐竜が姿を消す最後の瞬間。
肉食恐竜ティラノザウルスのティランをわが子のように育てた草食恐竜のお母さんサウルス。
わが身を食べて生き延びろと伝える母親と、自分とは性格も食べ物も違う恐竜を母と慕うティラン。
死んだ母親を、傷だらけになりながら他の肉食恐竜から守り続けるティランの姿は壮絶です。
実の親子ではないのにこれほどの愛。
話の前半は、夫を亡くし子どもたちを失った母親の悲しみで始まるのですが、憎むべき肉食恐竜のたまごに愛をそそぐお母さんサウルス。
読んでいて心しめつけられる思いでした。
この感動を息子は分かってくれたでしょうか。
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高学年〜大人向きかなぁ・・・
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投稿日:2009/10/27 |
おはなしたこちゃんさん 40代・その他の方・岐阜県 男の子14歳、女の子11歳
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現代落語らしいお話で、テンポも落ちもいいのですが、やっぱり子どもはハッピーエンドを期待して聞くので、高学年以上でないと楽しさは理解できないかも・・・。6年生に「どういうこと?」と何度も聞かれたり、中学生でも「ラストが気の毒」と言いました。
しかも絵に対して文の量がすごく長い(1冊分声に出して読むと15分以上かかりました)ので、本来読み聞かせ向きではないと思います。
でも、中学生〜大人には「ちょっと!この本面白いよ!」と読ませたくなること請け合いです。
このシリーズは、子どもに聞かせるためなら、対象は高学年以上で「考える豚」か「ワニ」をお勧めします。
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酒井駒子さんの表紙絵、インパクトあり!
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投稿日:2009/10/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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主人公が中3なので、一番リアルに物語を感じられるのは、感覚として中学生から高校生くらいを対象にいているようなお話です。
(余談ですが、角川書店の本は、こういう「今時」風な作りの作品が多いですよね)
表紙絵の酒井駒子さんの絵がすごくインパクトがあって、上の子の朝読用に図書館で借りてきました。
すごく力のある姫神(超能力者?)が出てきたり、
現代でも修行している山伏たちが出てきたり、
ちょっと危ない式神が出てきたりと、
今どきの子どもたちがドキドキワクワクするであろうキャラクターたちが登場します。
どうやらこの話は2巻に続くようで、うちの子は
「面白かったけど、話がまだよく見えない?続きはあるの?」と、聞いてきました。
うちの子の興味を惹いたようです。
文章は読みやすいし、話の展開も無理なく面白いものですが、
私くらいの年代の人間が読むと、
何となくマンガを読んでいるような印象を受けます。
決してそれが悪いわけではありませんが、
生粋のファンタジー系の物語とは、ちょっと違うジャンルに感じました。
中高生のみなさんには、いいんじゃないでしょうか?
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切り取っても図鑑として使っても
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投稿日:2009/10/21 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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本が出たときから気になっていて、図書館の予約にも、結構早めに申し込みをしたのですが、順番が回ってきたのは、ついこの間です。
それだけ、多くの方の興味を引く本だったんですね。
なにせ、表紙がインパクトあります。
お魚好きのお子さんなんか、喜びそうです。
ちょっとしたお魚版の(チリメンモンスター版といった方がいいかもしれません)「ウォーリー君をさがせ!」みたいな遊び絵本的に作られています。
しかも、最後の方はお魚カードまで付いていたりして…。
切り取って使ってもよし、図鑑として使ってもよし。
なかなか楽しい遊び心満載の科学絵本でした。
普通の物語絵本が苦手なお子さんには、特にお薦めしたいです。
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心温まるおばけの話
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投稿日:2009/10/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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おばけのはなしなのに、心温まる絵本です。
死んだおじいちゃんのおばけになったわけを、探すエリックとおじいちゃん。
おばけなのになんだかとても安らかな気持ちになります。
なにより、おじいちゃんの思い出がいっぱい詰まっていて、それにも負けぬくらいエリックの思い出もいっぱい。
思い出を懐かしく思いかえせるのは幸せだったから。
おじいちゃんの心残りが、エリックに別れを言えなかったことなんて、愛情いっぱいのお話です。
おばけのはなしなのに、安らぎと元気をもらえます。
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おもいっきりはじけてます
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投稿日:2009/10/22 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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日頃私の選ぶ絵本は理屈っぽいとのたまう嫁さんが、固まってしまいました。
まさに、「まあ、なんてこと」状態。
息子は喜んでくれました。
たまに、絵本のエンターテイメントもいいもんです。
それにしても、つののはえたイモジェンが可愛い。
弟のノーマンは冷静で、息子が絵本の中で一番気になったキャラクターです。
「まあ、なんてこと」
絶叫して気絶するお母さん。
こんな時にパニックになるのは母親?
考えるのはやめましょう。
理屈抜きに楽しい絵本です。
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綺麗な絵
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投稿日:2009/10/24 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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表紙の絵が気にいったので読んでみたのですが、内容は詩。
オランダを代表する作家と画家による詩画集との触書で、詩を味わうという主旨の絵本でした。
少女から見た世界を詩にしたもので、絵とマッチしていて、とても幻想的な世界に浸ることができました。
詩は好き好きあろうかと思いますが、23編もあるとどれか一つぐらいは、心の琴線に触れる作品もあるはず。
「ほんとのママ」
ママは ねてる
わたしのこと みてくれない
はなしも きいてくれない
そうっと ママの みみを
ひっぱってみる
めを あけてよ ママ
はやく ほんとの ママになって
わたしはこの詩が一番好きです。
ママは疲れきっているのでしょうか?
切ないシーンだと思いませんか?
たまには、こうした作品も良いかと思いました。
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