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冬にむけて食べ物を集める野ねずみたち。何もしていないように見えるフレデリックですが…。 あざやかで透明感のある色づかい,大胆で洗練されたフォルムで子どもたちから愛されているレオ・レオニの絵本。 ちいさな主人公と広大な世界の対比の中で,生命の輝きを歌うメッセージが魅力です。作品世界をひろげるのは,詩人・谷川俊太郎氏の日本語訳と谷川賢作氏のピアノ音楽。レオニ作品では初の親子コラボレイションです。
これを書いている日の前日、所用で全休を取り、しかし用事は午後までに済んだため、風邪で保育園をお休み中の姪(あと数日で2歳)の面倒を見ていました。まだ全快ではないけれど熱も下がり、ママがテレワークで家にいるのも知ってしまっているので、我慢が長続きしません…本作は私自身が惹かれて買っただけで姪にはまだ難しいと思っていたのですが、CDを活用しての“読み聴かせ”をしてみることにしました。すると、お話の内容は解っていなようでしたが、朗読だけでなく音楽もあるのが良いのか、いつものようにすぐページをめくりたがることもなく、1ページ1ページじっくり見て、終わると「もう1回!」と、何度もせがまれることになりました。CDには英語と日本語が交互に流れるバージョンと英語だけのバージョンが入っていますが、前者はむかし私たち姉妹が聴いていたブリタニカの「モクモク村のケンちゃん」にも似て、子どもの耳を自然に英語に慣れさせるのにとても良いと思います。なお、英語の吹込はNHKの英語番組で耳にしたことのある方の声でした。 (まりーおばちゃんさん 40代・その他の方 女の子1歳)
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