テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
絵本紹介
2023.12.14
みどころ
ちょっととんで、ちょっとやすんで、木の実をたべたら…またちょっととんで。
ことりさんは、そんな風に少しずつ進んでいきます。
またちょっととんで、またやすんで、木の実をたべて。
こんな具合にやっていけば、ずっと遠くまでとんでゆけるよね。
でも、目の前にあらわれたのは、広くて大きな海!
どうしよう、やすむところも、木の実もない。
うーん、ここはひとつ考えなくっちゃ……。
ことりさんが前に進むには、どうしたらいい? それでも無理そうだったら、どうすればいい? ことりさんはどんなことを考えて、どんな答えを出したのでしょう。
子どもたちは、今できることをせいいっぱい!
自分のタイミングは自分で決めればいいよね。
うん、それがいい、それがいい!
子どもたちの考える力や、決める力をそっと応援してくれるような絵本です。
この書籍を作った人
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。『みんなうんち』(福音館書店刊)、『きいろいのはちょうちょ』(偕成社刊)、『さる・るるる』(絵本館刊)などの作品がある。
じゃあこうしたらどうだろう?
3歳の姪っ子にプレゼント。五味太郎さんの絵本は色が鮮やかで素敵。姪っ子は初めての五味太郎さんの絵本に、ワクワクした様子。
あまり長く飛べないことりさんは、ちょっととんで、ちょっとやすんで。休む所のない海に来たことりさんは「じゃあこうしたらどうだろう?」と考えます。背中に木の実が生えてるクジラなど、発想がとても面白い!
姪っ子もじーっと真剣に読んでました。
ことりさんのように、困った時にどうしようと落ち込むのではなく、どうしたらいいのかと考える力が身について欲しいです。大人も勉強になる絵本でした♪
(ゆななさん)
応援してくれる
タイトルにひかれて読みました。小鳥がとんでいくのだけれど、そこで困ったことが……。手段はひとそれぞれ、スピードもひとそれぞれ。自分の望むように、自分できめていいんだと応援してくれるような絵本でした。見ているだけで、明るい気持ちになる絵もいいなあ。
(あんじゅじゅさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
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