●お気に入りのキャラクターが自分の手で動く「アナログな癒やし」
ミッキーとミニーの、動く仕掛け絵本。ページをめくるとフィルムが動いてアニメーションみたいに見えるムービングBOOKです。動くミッキーやミニーにだれしもときめいてしまう、とびきりかわいい1冊。
くまのプーさんの動く仕掛け絵本。ページをめくるたびにフィルムが動いて、プーさんがアニメーションみたいにかわいく動きます。おしゃれなクラシックタッチなプーさんなので、大人の女性にオススメ。
不思議の国のアリスの、動く仕掛け絵本。ページをめくるとフィルムが動いてアニメーションみたいに見えるムービングBOOKです。動くアリスにだれしもときめいてしまう、とびきりかわいい1冊。
─── ミッキーマウスやくまのプーさん、そして不思議の国のアリスといった世界中で愛されているキャラクターが、自分が本を開くことによって動く、というのが面白いですね。
女性なら多くの人が、お気に入りのキャラクターがあると思うんです。そのお気に入りのキャラクターが、自分が開くスピードに合わせて自分の手の中で動く、というのはちょっと嬉しい感じですよね。デジタル社会でみんな疲れているところに、アナログな動きが心地よく響いたのだと思います。電子書籍では味わえない、紙媒体としてのこの本そのものの存在を手元に置きたいと思ってもらえているのでしょう。だから、クオリティにはとてもこだわって、10年後に見てもおしゃれに見えるテイストにということで、ヴィンテージなタッチをセレクトしたり、色にも気を使いました。
─── これまで出ている3作品はみなディズニーですね。ミッキーとプーさんは動く絵の部分がカラーですが、アリスはモノクロなんですね。
一作目は『MICKEY MOUSE MOVINGBOOK HAPPYDAYS』で、ミッキーマウスが主人公。ミッキーはカラーの方がミッキーらしいでしょう?
二作目は『Winnie the Pooh MOVINGBOOK』で、くまのプーさんと仲間達が登場。これはくまのプーさんのアニメーション映画からシーンを選んでいますので、カラーです。
三作目は『Alice in Wonderland MOVINGBOOK』で、不思議の国のアリスですが、アリスはミステリアスなところを強調するためにモノクロにしました。カラフルなイラストとの対比も面白いと思います。
─── 見開きの各シーンと動く絵の動きはどのように選ばれたのでしょうか?
制作会社のデザイナーさんや編集スタッフなど、みんなで相談しながら、動く絵のシーンを選びました。例えばプーさんのシーンはアニメーション映画をもとに選んでいて、ストーリー仕立てになっています。とはいえ、2時間ある映画を12ページにまとめていますので、全体のストーリーよりも名場面集といった趣です。やはり動く部分がメインなので、その動きが特にかわいいシーンというのがセレクトのポイントになります。ですので、そのキャラクターが一番魅力的に見える動作を選ぶようにしています。