カラスのアアは、体中をゴミで着飾り毎日を怠惰に過ごしていたが、ある日、一大決心をし、希望の地をもとめ、ゴミの島をさまよう・・・。
まずは一羽のカラスの、ダラダラした独り言でこれだけの長いページに引きつける、梅田夫妻のエネルギーに驚きました。
次に投棄されて大きくなっていくごみ山に、環境の問題の大きさを感じました。
今は国内にこのような山ないことを願いたいのぇすが、そのようなところで生活している人がいる国があることを知っています。
主人公のカラスアアは、そんな人たちを語っているのでしょうか。
ごみ山での生活に満足している彼は、飛ぶことを忘れた、トンデモナイカラスです。
最後に、本当の自分を思い出してトンダカラスです。
ごみ山での生活をトンデルと表現した皮肉に、読み終えてから痛感しました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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