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オニグモの習性と時の流れを、空の雲、夜の星を背景に、トレーシングペーパーに描いた画期的な絵本。高い芸術性が評価されました。
「くも」というとかなりの抵抗があり、
始めは、手に取るのもページをめくるのも恐る恐るになった。
文章は最初と最後のページに数行あるだけで、殆どを絵で語っている。
読み終えた後、「不思議な気持ち」になる絵本だ。
夕方から日没までゆっくりと巣を張るオニグモ。
真夜中のちょっとしたドラマは印象的だ。
人が、眠りについている間の自然界を垣間見る思いがする。
巣を張り、巣をたたむシーンの所に、
トレーシング・ペーパーを使って効果的に表現している事に新鮮さ感じる。
静かでな自然のリズムを感じる事ができる作品だ。 (MAYUMIさん 40代・ママ 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳)
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