中国を代表する絵本作家が精魂をこめて取り組んだ「西遊記」絵本の決定版。物語の中で最も有名な金角銀角との闘いを描く第二巻。
『西遊記(一)』を子ども達が熱心に聞いたので、続きを借りてきました。
すると、久しぶりに長男までが、「読んで、読んで」のリクエスト。
大喜びで、子ども達と4人で輪になって読みました。
この第二巻は、金角、銀角の話です。
我が家の子どもたちは、ドラえもんの西遊記モチーフの映画のビデオをよく見ていたので、金角、銀角の登場には、「待ってましたっ!」という感じでした。
ひょうたんをめぐっての、孫悟空と銀角との駆け引きも面白く、呼ばれて返事をするところなど、固唾を呑んで見守りました。
絵もとてもきれいなので、ぐいぐい引き込まれてしまいます。
内容はかなり端折ってありますので、『西遊記』をきちんと読んだお父さん、お母さんはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
でも、面白さは少しも損なわれていませんので、『西遊記』に初めて触れるお子さんには、今後の『西遊記』入門としても、十分お薦めです。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳)
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