
おやこで よむ 絵本『ムーム』(かわむらげんき/作 ましこゆうき/絵)、 スペシャルムービー公開中。

世界のはじっこにある、りんごの形の湖のほとりに住んでいる、 くまのような、くものような、小さないきものムーム。
ムームは湖の底から引き上げられたガラクタから、 なんだかふにふにとしたかたまりをひっぱりだしていきます。
びんから・・・ぽん! かばんから・・・ぼん! ばけつから・・・ばいん! ばすから・・・ずぼおおおおん!!!
はだいろみたいな不思議な色をして、形もはっきりしない。 でも顔があって、なんだかあたたかな体温を感じて。
これは、がらくたと持ち主との思い出のかたまりなんだって。 ひっぱりだされたら、ぷかぷかと浮かんで空にとけていって。 「よし、もうだいじょうぶ」ムームは空に手をふり、にこりと笑います。
そんなある日、ムームは泣いてばかりの子ルミンに出会います。 ルミンは捨てられた悲しさを忘れられなくて、ずっと泣いているのです。 ルミンはムームに出会い、しあわせな日々がはじまるのですが・・・。
形にならない「想い」がかたまりとなって生まれたこの子たち。 不思議な世界だけど、とってもリアルで懐かしい。 気持ちがツンと胸にせまります。 ルミンとムームにとって、その出会いは何を意味するのでしょう。
ほんとうに かなしいことは、 ほんとうに しあわせなことに にている。
ベストセラー小説「世界から猫が消えたなら」川村元気さんの絵本最新作です。 子どもたちも、きっと彼らとお友だちになれるはず!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

谷川俊太郎絶賛! ! ベストセラー小説「世界から猫が消えたなら」の 川村元気最新作は感涙必至の絵本! !
りんごの かたちの みずうみの ほとりで、 ぼくは きみに であった。
みずうみに すてられた ガラクタには もちぬしとの おもいでが つまっている。 ムームは おもいでの かたまりを ひっぱりだす。 いきばのない かなしい きもちを そらに かえす。 あるひ ムームは ないてばかりの ルミンと であう。 そして しあわせな ひびが はじまるのだが……
ほんとうに かなしいことは、 ほんとうに しあわせなことに にている。
produced by Hiroshi Takahashi, WOW inc.
【 『ムーム』特設サイト:全ページ試し読み出来ます 】 https://www.hakusensha.co.jp/moom/

Instagramで紹介されている方がいて、すごくきになっていましたが、ようやく読むことができました。ムームってなに??という疑問の答えはありませんが、ムーム自体も思い出、からできているかなぁ。友達になったのにお別れしないといけない、というシーンは胸がちくちくしました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子2歳)
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