砂漠に立ちはだかるおそろしい悪魔。 悪魔はいつもお腹が空いています。 砂漠に迷い込んだ人間がいようものなら、 有無を言わせずまるのみにしてしまうのです。
ある日のこと、砂漠の虫を研究している博士が 虫眼鏡片手にごそごそと悪魔の前にはってきました。 いいところにやってきたとばかりに悪魔は博士を一息にのみこみました。 まだまだおなかが満たされていない悪魔は次にやってきた旅の少年をのみこんでやろうとしたのですが・・・。
この悪魔、なんだかおかしいのです。 だって、おなかにチャックがついているのです!へんな悪魔。 でも、お話はこのへんてこな悪魔のおなかのチャックが大活躍します。 佐々木マキさんの奇想天外!予測不能の驚きナンセンスワールドは、 大人もこどもも大爆笑間違いなし。 何が驚きなのかは、是非絵本をよんでみてくださいね。 わたしもも万が一悪魔に出会ってしまったら まずは、試しにおなかのチャックを確認してみようっと!
(富田直美 絵本ナビ編集部)
砂漠には、くいしんぼの悪魔が住んでいます。そこに旅の少年がやってきて、機知で悪魔に立ち向かいます。チャックのついた悪魔がくるっとひっくり返る、意表をつかれるストーリー!
佐々木マキワールド全開の、ビックリ楽しいおはなしです。
さばくで待ち構えているたのは、おなかにファスナーがある悪魔。会う人みな飲み込んじゃうのですが、ファスナーを開けたらゴロンと出てきちゃう・・・
悪魔をくるりんと裏返してファスナーを閉めたらボールになっちゃったのには、大爆笑してしまいました。
もう最高!と、子供よりも私の方が楽しんでしまいました。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳、男の子4歳)
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