ますだゆうこさん、たちもとみちこさんコンビによる、行事をいっぱい楽しめる絵本シリーズ。本作は、七五三がテーマです。 きれいな着物を着て、神社へお参りにいったり千歳飴をもらったり、 七五三は、子どもたちが心待ちにする行事ですね。 この行事にはそもそもどんな意味がこめられていたのでしょう? この絵本を読めば、親子で一緒に七五三を知ることができますよ!
明日は、そらくんとおねえちゃんが楽しみにしている七五三。 それなのに、おねえちゃんが風邪をひいてしまいました。 そらくんの家は代々続く飴やさん。そらくんは、家に昔から伝わる元気になれる「あめ」を手に入れられれば、おねえちゃんを治せるはず!と考えます。 ところが、そらくんの前に着物姿の不思議なおじさんが現れて…。 さあ、おねえちゃんの風邪を治す「あめ」を手に入れられるかな?
お話を読んで楽しんだら、「七五三ってどんな日?」で、その歴史や いつお祝いするのかを学んでみましょう。七五三って、江戸時代からずっと続いてきた行事なんですって! いつの時代も、子どもたちの健やかな成長こそ、家族の一番の願いだったのですね。 「七五三クッキングをしよう!」には、千歳飴を使ったお菓子レシピがのっていて、親子で一緒に楽しめそう。「七五三グッズをつくろう!」では、自分の好きな紙を使って、オリジナルの千歳飴袋や写真立てが作れます。 たちもとみちこさんの色鮮やかで愛らしいイラストもすてきなこの絵本。 七五三を迎えるご家族におすすめです!
(長安さほ 編集者・ライター)
七五三を明日に控えた飴屋の息子5才のそら君。でも7才のお姉ちゃんが風邪を引いてしまいます。「元気になる飴」のことを思いだしたそら君は早速飴を取りに行きます。そこで思いがけずタイムスリップしたのはなんと江戸時代!
次の日に七五三のお祝いを控えた5歳の男の子そらくんと7歳のお姉ちゃんのおはなしです。まさに明日、我が家も5歳息子と7歳の娘の七五三のお祝いをしようと思っていた日に読んだので、「私たちのおはなしだ!」と子どもたちもうれしそう。そらくんの名前を息子の名前にして読んだら、とても喜んでいました。
七五三の豆知識などもあって内容盛りだくさん。七五三の絵本というのはなかなか少ないのでとてもありがたかったです。
とってもいいタイミングで出会えて本当に良かったです。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳、男の子5歳)
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