「ママ、あのね。みてみて ぴょ〜んて とべるよ」 岩山のシロイワヤギのあかちゃんは、ママに話しかけます。 見守るお母さんヤギは「すごい!すごい!とってもかっこよかったわ!」あかちゃんヤギに言います。 「ママ、あのね。はじめまして」 ちいさなちいさなペンギンのあかちゃんはママの足の間でにっこり。 「ママのところに うまれてくれて ありがとう」ママはぎゅっと顔を近づけて、おなかであかちゃんをだっこします。
たくさんの動物の親子の写真。写真に写るあかちゃんたちは、どの子もなんとも頼りない小さな身体。柔らかそうな毛に、一生懸命ママに向けた目、そして、ママにギュッとくっついたときの安心しきった表情・・・。 あかちゃんの愛おしさというものは、動物も人間も変わりませんね。 この本には、「あかちゃんとママ」の組み合わせが放つ幸せな魔法がかかっているようです。 ページを開くと、誰もがきっと最高にやさしいママの顔と声になっちゃうんですから。 ぜひ読んでためしてみてくださいね。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
ペンギン、サル、ゾウ、シカ、ヤギ、キツネ…。ママと子どもの幸せな表情に思わず、にっこり。愛おしい気持ちになれる写真絵本。
とっても優しくて子供がすごく愛おしく思えてしまう1冊でした。いろいろな動物たちのママと赤ちゃんがとっても優しくて愛情いっぱいに子供といる風景。すごく胸がジーンとします。優しくて美しい写真と一緒に、ママと子供の絆ってすごいな、と改めて感じました。素敵な1冊です。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子5歳)
|