手塚治虫が「子どもたちのために描いた童話」が、絵本シリーズ全3巻で60年ぶりの復刻!
1950〜70年代にかけて、手塚治虫が描いた児童向けの童話を、 新たに絵本というカタチにしてお届けします。 「マンガとは、また違った慈愛に満ちた心温まる“手塚の世界”を皆様に知ってほしい」という、 長女・手塚るみ子さんの願いで、復刊が実現しました。 かつて雑誌に掲載された作品も、今回は絵本仕様の新レイアウトで収録。 動物好きな子どもたちにも、手塚ファンにもご満足いただけるシリーズです。
▼内容 すずちゃんは、鈴をならして歌を歌うのが、とても上手。でもお城の音楽会で勝ったすずちゃんは、 お姫様になってお城から出られなくなってしまいました。すずちゃんを救え…! 表題作に加えて、母の愛を描いた秀作『おかあさんの足』、 小鳥と少女の美しい友情の物語『鳥よせ少女』の3編を収録。
手塚治虫がこのような童話を書いていたことを知らなかっただけに、今さらながらに手塚さんのヒューマニズムに感動しました。
自由に鈴を鳴らせなくなってしまったすずむしひめ、自らの足を食いちぎられても人間に寄り添おうとする猫、醜いからと相手にされなくなったかわいそうな鳥、3つの短編童話の主人公は、それぞれに大切なものを伝えるために輝いています。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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