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「今昔物語集」をもとにした絵本
お寺ではたらいている童が、おぼうさまにたのまれて、海まで魚を買いにいくことになりました。うっそうとしげる木立の中で道にまよった童は、巨大な鬼におそわれますが、逃げこんだ穴の中に書かれていたお経の文字に助けられます。 子どもたちが豊かな古典の世界に親しむことができるように、『今昔物語集』に収められている説話のエピソードをもとに創作した絵本です。
今昔物語絵本です。童は、人にあげるものだから絶対に食べてはいけないと言われていたのに、我慢できずに食べてしまったので、お寺の下働きのこぞうに奉公に出されてしまいました。下働きの仕事は辛かったですが、夜になるとおかあさんとおとうさんにあいたくて泣いていると、おぼうさんが干したなつめの実をくれて慰めてくれました。そのおぼうさんが、病気になってしまったので、海まで魚を買いにおつかいに行くことになったのです。途中、道に迷って鬼追われてしまいましたが、「妙」の字に助けられて、観音様に助けられて無事おぼうさんにも魚を食べてもらうことが出来ました。「観音様は、おぼうさまが魚をめしあがっていることもごぞんじですよ」に笑えました。そして、我慢できずに食べてしまったうりを沢山持たせてくれて、家に帰った童をおとうさんもおかあさんも喜んで迎えてくれて、童がうりを食べてるところで終わりに、微笑んでしまいました(笑) (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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