赤いチョッキのねずみくん。 41年目を迎えた今年もますます元気! 32作目の登場です。
小石につまずいたぞうさんが「おっとっとっと」、 思わず小さなねずみくんのしっぽをふんでしまった! 「ギャ〜」 これは痛そうです。ぞうさん、ねずみくんが小さくて見えなかったんだって。 だけど、ねずみくんはぞうさんの心配。「あし、だいじょうぶ?」 さらに「ぼくがちいさくて、めだたないからいけないんだ」と、ねずみくんはしょんぼり。
確かにねずみくんは小さいね。 プードルさんやパンダさんは、ねずみくんよりずっと大きくて個性的で目立ってる。 もっと大きなお友だちもいるよ。 「みんな りっぱで かっこよくて いいなあ!」 だけど、ぞうさんは気がついていたんですよ。 いちばん大きくてりっぱなのはね・・・。
ねずみくんとお友だちの日常のさりげないやり取りの中から、 いろんな大切なことを発見できるのが「ねずみくん」シリーズの魅力! 今回は、ねずみくんのことをもっと好きになっちゃうお話ですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねずみくんのしっぽをふんでしまったぞうさん。「ぼくがちいさくて、めだたないからいけないんだ」と、ねずみくんはしょんぼり。でも、ぞうさんはきづいていました。いちばんおおきくて、りっぱなのは…?41年目を迎え、ますます大人気!ロングセラー「ねずみくんの絵本」シリーズの最新刊。こどもにとっても、大人にとっても、いちばん大切なことに気づかせてくれるお話です。
みんな、自分のいいところを知っていたり、他の人のいいところを見つけられる所が素敵だなと思いました。
ねずみくんの他人を思いやる心はとても大きかったです!
子供にも、ねずみくん達のように人のいいところを見つけたり、他人を思いやる心を持って欲しいと思いました。 (カラフルポテトさん 30代・ママ 女の子11歳、男の子5歳)
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