手は使い方ひとつで良くもなれば悪くもなるのだということを、 この絵本は教えてくれます――谷川俊太郎 ふだん私たちはあまり意識せずに手を使っています。 でも気がついてみると、手にかかわる言葉はいっぱいあります。「手当て」「手伝い」「手に入れる」「手を抜く」「手を焼く」などなど、あげ始めるときりがありません。 からだの一部である手は、人間のさまざまな行為のたとえにもなっていて、手は使い方ひとつで良くもなれば悪くもなるのだということを、この絵本は教えてくれます。 手があるということは、それだけでありがたいことです。手は事故や戦争や障害で手が使えない人たちの「手助け」もできるのです。――谷川俊太郎 この本に寄せて
普段何気なく使っている手のお話。
「手伝い」、「手に入れる」、「手を焼く」など手に関係する言葉がたくさん。体の一部である手は人間のいろんな行為のたとえにもなっている。
だから訳者の谷口さんもいっているように手は使い方ひとつで良くもなれば悪くもなるのだということを教えてくれます。
普段何気なく使っている「手」で色々なことを防ぐこともできる。でも同じ手でぬすむこと、傷つけることもできるなど、手について色々考えさせられます。
ちなみに絵はどちらかというとカラフルで結構主張しています。なので子供はその色に驚いていました。 (Sayaka♪さん 20代・ママ 男の子4歳)
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